野生動物との接し方

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ページ番号1002989  更新日 2024年10月24日

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 野生動物は、自然環境の中でそれぞれ生活しています。自然環境を守るとともに、むやみに近づくことなく静かに見守りましょう。

ケガをした野生鳥獣をみかけたら

 弱っている又はケガをしている野生鳥獣を見つけても、すぐに保護は行わないでください。野生鳥獣は多少の傷病なら自然に回復する力を持っていますので、人間は手を出さずに見守りましょう。

野生動物のエサやりについて

 野生動物は人からエサをもらうと、自然の中でエサをとることを忘れてしまい、自力で生きることが難しくなります。さらに、エサによって病気にかかりやすくなったり、過剰な繁殖が起こります。数が増えすぎた野生動物は生態系を乱す原因となり、鳴き声やフンなどによって私たちの生活環境に被害をもたらします。
 野生動物は、自然の生態系の中で、自然の食物を食べて生息していくことが本来の姿です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

野鳥のヒナについて

 4月から7月頃にかけて、巣立ったばかりのヒナはうまく飛ぶことができず、地面に落ちてしまうことがあります。しかし、近くには親鳥がいて、鳴き声でコミュニケーションをとって見守っています。人間がいると親鳥はヒナに近づけないので、少し離れて見守りましょう。
 野鳥のヒナにエサの取り方等、野生で生き抜く術を教えられるのは親鳥だけですので、人間が育て野生に返すことは困難です。既に拾ってしまった場合は、速やかに元居た場所に戻してください。

死亡した野生動物を見つけたときは

野鳥の場合

 野鳥は、エサ不足や、寒さあるいは壁や電線にぶつかるなど、病気以外の様々な原因でも死亡することがありますので、死亡していても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
 ただし、同じ場所でケガのない野鳥が複数羽死亡しているときは、埼玉県西部環境管理事務所(電話 049-244-1250)までお問い合わせください。

その他の野生動物

注意事項

  • 素手で触らないでください。
  • 日常生活において野鳥など野生動物の排せつ物に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
  • 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、人間に感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた、冷静な対応をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境課 環境推進担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所6階
電話番号:048-424-9118 ファクス番号:048-464-1192
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。