クビアカツヤカミキリの被害が拡大しています
全国で特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が拡大しており、埼玉県内でも被害が発生しています。
県内では、平成25年に国内2例目として草加市のサクラ並木で確認されましたが、令和5年3月末現在では計36市町の832か所から被害報告があり、被害地域の拡大が続いています。
成虫を発見した際は、拡散を防ぐため可能な範囲でその場で捕殺していただきますようお願いします。また、被害を受けた樹木や成虫を見かけた際は、環境課へ連絡をお願いします。
クビアカツヤカミキリとは
- 和名
- クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)
- 特徴
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約2.5から4cm(オスは小さな個体もある)
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全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている
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幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長し、その後、6月~8月に成虫となって樹木の外に現れる。
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- 被害樹木
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サクラ、モモ、スモモ、ウメなど(主にバラ科樹木)
- 主な被害
- 幼虫は生木の内部を摂食し、食入・加害することで樹木を衰弱させる。被害を受けた樹木は、樹勢を弱めたり、枯死するおそれがある。


防除の方法
民有地におけるクビアカツヤカミキリの駆除は、市役所では行っておりません。
- 野外で成虫を見つけたらすぐに捕殺(殺虫剤をかける、靴で踏みつぶすなど)する。
- 春から秋にかけて、樹木の根元などにフラスが確認された場合、フラスの出ている穴を探して登録農薬を注入します。その後、成虫が木から出てくるのを防ぐため、木にネットを巻き付けます。数日おきに木を確認し、フラスが溜まっている場合には再度農薬を注入します。
※登録農薬(薬剤名):ロビンフット、アクセルフロアブル、園芸用キンチョールE、マツグリーン液剤2またはバイオセーフ
このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境課 環境推進担当
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