もしも富士山が噴火したら
埼玉県には火山が無いこともあり、現在、県及び市の地域防災計画で火山対策の記述はありません。
しかし、東日本大震災後に、静岡県東部で震度6強の地震が発生したこともあり、近年富士山噴火の危険性がクローズアップされています。
そこで、万が一富士山が噴火した時の一般的な対処方法についてお知らせします。
ちなみに、和光市で想定される被害について、富士山ハザードマップ検討委員会が公表した、「富士山ハザードマップ検討委員会報告書」(2004年6月公表)によると、富士山が噴火した場合、富士山から直線距離でおよそ90km以上ある和光市におきましては、その被害は火山灰の降灰によるもので、また想定される降灰量は市内全域で2cm程度となっております。
降灰による影響について
- 道路・・・火山灰の影響で道路表示が見えにくくなる。また、道路が滑りやすくなる。(降雨時は除灰することが出来ないため通行不能となる可能性がある)
- 鉄道・・・火山灰が5ミリ以上積もると、信号が誤作動する恐れがあるため、運行に大幅な遅延、又は運休が発生する可能性がある。
- 電気・・・降雨時に1センチ以上の降灰がある地域では停電が発生する可能性がある。
- 水・・・水質の低下、大量の灰が雨水管等に流入し、過負荷となる。
- 作物被害・・・作物の種類によっては、降灰によって被害を受ける。
- 健康被害・・・火山灰の影響で喉、鼻、眼の異常を訴える人が増える。喘息などの慢性疾患がある人はその疾患が悪化する恐れがある。
災害対応、日頃からの準備について
- 車の運転を控える・・・降灰中は、その量が少量であっても、視界や路面の状況が悪化するので、車の運転はひかえる。
- 外出時の注意・・・火山灰から眼を保護するために、ゴーグルやメガネを掛ける。(普段コンタクトレンズを使用している方は、その使用を控える。)マスクを付け、鼻や喉を保護する。
- 日頃からの準備については、「災害の備え・準備」を参考に。
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