まちの見聞特派員レポート 広報わこう2024年12月号掲載記事
ブロッコリーがつなげてくれた縁 人と野菜に寄り添う「清水農園」 清水誠市さん
まちの見聞特派員
森田 美樹
皆さんは、ブロッコリーが好きですか?サラダや炒めもののほか、お弁当のおかずの彩りとしても大活躍です。そんなブロッコリーは2026年度から農林水産省が指定する「特定指定野菜」に決定しました。ブロッコリーの旬は11月から3月頃です。そして驚いたのは、ブロッコリーの産地として埼玉県の総生産量(24年産)は北海道、愛知県に次ぐ、全国第3位だそうです(農林水産省のHPより)。
旬真っただ中のブロッコリーのことをもっと知りたいと思い、清水農園の清水誠市さんを訪ねました。清水さんは農業に携わって40年近くになります。作られている野菜は30~40種類もあります。清水さんにおいしい食べ方を聞くと「ボイルしたブロッコリーにドレッシング代わりに塩麴をかけたりします。カレー塩もなかなかいいですよ」とのこと。新たなブロッコリーレシピとの出合いをくれた清水さんに感謝です。皆さんもぜひお試しを!
清水さんはブログやFacebookなどで情報発信しています。農業や野菜に対する姿勢や熱い思いなどもたくさん詰まっていて、読んでいるうちに清水さんが作った野菜を食べてみたくなります。また、興味深かったのが「収穫ランチ会」です。自分で収穫した野菜で作ったグルテンフリー、シュガーフリーのランチをいただきます。なかなかできない体験なので、興味がある方はHPから確認を。このほか、農薬に頼らない体験農園も実施しています。清水さんのレクチャーで一緒においしい野菜を作ってみては?
今回、分かりやすい言葉で説明してくださった清水さん。自然が相手の仕事なので、数えきれないほど大変なことがたくさんあり、それを乗り越えられたと思いますが、清水さんと話していると、力強く、明るく、ポジティブな姿に元気がもらえました。「自然相手だからこそ、主体は常に野菜たちだと思うんです」と清水さん。育てる野菜たちに寄り添う愛情も感じられました。
【清水農園】和光市白子3ー11ー21
清水さんの野菜は市内の一部スーパーのほか、個人宅配で購入することもできます。
お問い合わせはHPから。「和光市 清水農園」で検索を!YouTubeチャンネル「ヒサヨ母ちゃん」も開設しています。

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