まちの見聞特派員レポート 広報わこう2024年7月号掲載記事
パリオリンピックで和光市ゆかりの選手たちを応援します
まちの見聞特派員
鈴来 洋志
いよいよパリオリンピックが7月26日から始まります。今回も和光市ゆかりの選手たちの活躍が期待されますね。オリンピック連続出場の自転車トラックレースの梶原悠未選手。レスリング女子62キロ級元木咲良選手、自衛隊体育学校からは7名もの選手が出場するそうです。どんな試合を見せてくれるのか楽しみです。
柔道ファンの特派員の推しは、自衛隊体育学校所属で和光市在住の女子柔道70Kg級の新添左季(にいぞえ さき)選手です。新添選手は、奈良県の出身で、天理中学・高校から山梨学院大学に進学後、全日本ジュニアで好成績を収めました。自衛隊入隊後も着実に実力を付け、昨年5月のドーハの世界柔道選手権大会で優勝し、オリンピックの切符を手に入れました。オリンピック出場が決まると、「ヤオコー」の総菜コーナーで大好物の鮭の西京焼きを買って、ささやかなお祝いをしたそうです。
新添選手の魅力は何といっても投げ技です。特に、洗練された内股は威力があって、パワーのある外国人選手と互角に戦ってくれると思います。さらに、今年5月の香港で開催されたアジア選手権では、初戦から3試合全て寝技で制し、オールラウンドの選手に成長した姿を見せてくれました。最大のライバルは、21、22年世界選手権金メダルのバルバラ・マティッチ選手(クロアチア)でしょうか。
柔道だけにメダルの期待が高まりますが、勝負は時の運。最後まで日本の美しい柔道を見せてほしいと思います。日本時間で、個人戦は7月31日(水曜)17時00分から、混合団体は8月3日(土曜)15時00分から試合開始です。

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