まちの見聞特派員レポート 広報わこう2024年4月号掲載記事

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ページ番号1010764  更新日 2024年4月1日

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憧れの蒸気機関車

まちの見聞特派員
伊藤 芳夫

 真新しいランドセルを背負い、「おはようございます」のちょっぴり恥ずかし気な爽やかな新1年生の声が聴かれる時期になりました。子どもたちの成長を校庭の南門で見守っている大きな蒸気機関車が有るのを、現在の多くの市民は御存じ無いと思います。
 1934年に製造され、木更津方面で活躍をし、1969年に和光市に移管されました。
 設置当初から「大きいね」「カッコイイネ」と第四小学校の「シンボル」として子ども達から大人気でした。毎年、入学式や卒業式に「記念撮影」をする家族が今も多くいます。
 当初は、機関室に上がり機器の操作もできていましたが、現在は、長年風雨にさらされ、劣化が進み損傷個所が多く、危険なため柵の外からの見学しか出来ない状態です。
 平成11年に、改修工事(外装塗装)が行われて以来、ほとんど手が入らず「朽ちる」のを待つのでは心許なく思われます。先刻「校長先生」にお話を伺いましたが「何とかしたいという思いはあるが・・・・」と。
 埼玉県内には現在25両の蒸気機関車が有り、所有する各自治体(市・町)は施策の違いはあるが住民が「触れることの出来る環境」を維持しています。和光市の地域住民・児童・保護者も、今後「維持管理」が行われ自由に触れられるように成れば良いと願っています。皆さんも、重要な文化遺産が健在なうちにぜひとも御覧頂きたいと思っています。
 現在、行政と、修復される「良い手立て(施策)」が無いものかと相談中です。市民の皆様の声をお願いします。

画像:和光市第4小学校の蒸気機関車
和光市第4小学校の蒸気機関車

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