まちの見聞特派員レポート 広報わこう令和4年8月号掲載記事
「平和祈念パネル展」を訪ねて国民保護を考える
まちの見聞特派員
鈴来 洋志
令和4年3月11日~16日に、「平和祈念パネル展」が和光市民文化センターの展示ホールで開催されました。今年は思いもよらないロシアによるウクライナ侵攻が起こり、リアリティーをもって写真パネルを見ることができました。展示には辛い写真もありましたが、新倉小学校に爆弾が落ちたことや、延焼防止のためバケツリレーが行われたことなど、まちの歴史を身近に感じることもできました。見学に訪れたお父さんが子供たちに「いまウクライナで起こってるね」と諭すように声をかけているのが印象的でした。
市では、ウクライナ避難民の受け入れを考えている市民の相談窓口を設置しました。また、市議会はロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議を全会一致で可決しました。ウクライナ人道危機救援金の受付も市役所で行われています。
ところで、市は平成19年に和光市国民保護計画を策定し、令和3年に見直しをしています。弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、国が発信した緊急情報を市の防災行政無線等から流して伝達します。また、弾道ミサイル発射直後にとるべき行動について、HPで公開しています。しかし、和光市では市民参加型の国民保護訓練は行われていないようです。
平和パネル展に展示された状態が起こったとき、どのように行動するのか子供たちに伝える活動が必要であると感じました。

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