まちの見聞特派員レポート 広報わこう令和5年2月号掲載記事

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ページ番号1007552  更新日 2024年1月18日

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たくさんの子ども達に笑顔を

まちの見聞特派員

井上 良美

私の楽しみの一つが朝の読み聞かせ。学年や季節、その時に子ども達に伝えたいことから作品を探す。朝の短い時間に読む本を選ぶのは制限されるので抜粋したりして読むのだが…。
コロナ禍で朝の読み聞かせが中止になり、3年前に6年生で送り出した子ども達は今や中学3年生、この3月に卒業する。中学校でも読み聞かせを続ける私。3学期は受験で忙しくなるので2学期で終わってしまうが、卒業前に子ども達に会いたかった。
1クラスではあったが成長した子ども達に会うことができた。「おこりじぞう」という本を読むことにした。原爆の話を朝からするのは厳しいかなと思ったが、世界では戦争が起きており、いじめや訳の分からない事件が起き、日本中が暗くなっている今だからこそ、平和の尊さ、決めたことを続ける大切さを伝えて、知ってもらいたかった。別の日、小学校で読み聞かせをした際も4年生と6年生に同じ本を読み、その後元気が出るように「となりのトトロ」のなかにある「さんぽ」を全員で歌って、今日も楽しい一日でありますようにと声掛けし、学校を後にした。子ども達が真剣に受け止めてくれる、その姿と笑顔に元気をもらう。私への最高のプレゼントだ。
一方でちょっと残念なことが。11月初旬に小中学校をはじめ和光市内18校で心を込めて育成したパンジーやビオラの花プランターを、12月21日から駅前広場に移設し、年末年始に行き来する多くの人たちを楽しませていた。ところが新年3日の夜から朝方にかけて、10数個のプランターの花が心無い人によってハサミで切られたり、引き抜かれたりする残念で悲しいことが起きた。皆さん、どう思われますか…?

写真:読み聞かせの様子
紙芝居を見る子どもたち
写真:プランター
花のないプランター

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