令和7年4月1日 令和7年度当初のあいさつ
市役所にお越しの皆様、職員の皆さん、市長の柴﨑光子でございます。
春の訪れとともに、街中には色とりどりの花が咲き始めました。新しい年度を迎え、皆様が新たな目標に向かって歩みを進めていくことを心より応援しています。
本年2月に岩手県大船渡市で、大規模な山林火災が発生しました。自宅が被災し、避難生活を余儀なくされる皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
和光市では、東日本大震災発生時に職員派遣を行うなどの繋がりのある大船渡市への災害支援として、ふるさと納税制度を活用し大船渡市に代わって寄附を募る代理寄附の受付を行い、全国からたくさんのご支援をいただきました。一日でも早い復旧復興に繋げられるよう、皆様からの温かいご支援を届けてまいります。
さて、昨年はパリ2024オリンピックが開かれ、和光市で育った女子レスリングの元木咲良選手や和光市ゆかりの女子柔道の新添左季選手が輝かしい功績を残してくれました。
また新たな取り組みとして、「WAKOクリスマスフェスティバル2024」や「子どもがいける場所まつり2025」を開催し、新たな街の賑わいが生まれました。その他にも、埼玉県内で唯一、自然増となったことが報道で取り上げられ、「住みたい街ランキング」でも高い評価をいただき、明るい話題のある一年でした。これからも和光市が明るく活気あるまちづくりを続けていくためには、人と人との繋がりが感じられ、安心して暮らせるまちづくりや地域コミュニティの再醸成が重要です。
地域のにぎわいを創出する拠点である広沢複合施設「わぴあ」での事業や、市民協働によるイベントなどを通じて、こどもから大人まで多世代の交流を促進し、新たに市民となられた方々に交流の機会を提供することで、地域社会の活性化を目指してまいります。
また、令和7年度から「和光市こども計画」が始まります。こども、若者が安心して意見を表明することができる機会をつくり、その意見を施策に取り入れるなど、市政に参画できる環境づくりを推進してまいります。
今年度も市の重要課題である駅北口土地区画性事業を着実に取り組んでいくとともに、「イノベーション×ウェルネス」のコンセプトに基づく和光北インター東部地区の賑わい溢れるまちづくり事業を推進してまいります。
また令和7年3月31日に「和光市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。地域の皆様や事業者様と協力し、環境にやさしい街を目指していきます。
その他、公共施設の保全や子育て、福祉、教育施策の充実など、様々な行政課題の解決に向けて、着実に取り組んでまいります。そして、その実現には、組織が一丸となって、コミュニケーションを図り、協力し合うことが不可欠です。和光市がさらに魅力ある街となるよう、職員、そして市民の皆様とともに、「さらに一歩前へ」進めるべく、新たな挑戦と進歩の一年を、一緒に歩んでまいりましょう。
本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
和光市長 柴﨑 光子
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