令和6年4月1日 令和6年度当初のあいさつ
市役所にお越しの皆さま、職員の皆さん、市長の柴﨑光子でございます。
令和6年度の当初にあたり、ご挨拶を申し上げます。
桜の開花の便りとともに、新たな年度が幕開けしました。
まず、元日に発生した令和6年能登半島地震に伴い、亡くなられた方に深い哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。被災地のために和光市においても、継続的に職員派遣を行い、支援活動を行っているところでございます。
さて昨今、コミュニティを取り巻く環境は急速に変化しております。和光市でも、市民の価値観やライフスタイルの多様化が進んでおります。既存の枠組みを越えて、趣味、子育て、ボランティア活動など様々なきっかけから、人と人とがつながる新たなコミュニティの創造に取り組むことが重要と考えます。
昨年は、新たな取り組みとして「わこうスポーツ祭り」を開催しました。ARスポーツのHADOや有名アスリート選手との体験教室・トークショーなど、どなたでも気軽にスポーツに親しみ、健康づくりにつながる取り組みを行い、大盛況で幕を閉じました。今後も、継続して市民のつながりを深めるコミュニティづくりに取り組んで参ります。
令和6年度に取り組む施策は、現在と将来の市民生活の充実を目指し、引き続き都市基盤整備と福祉施策を推進して参ります。
都市基盤整備では、令和6年3月28日付けで和光市駅北口地区の市街地再開発事業の都市計画決定を行いました。和光市の玄関口に相応しい、にぎわい・活気のある魅力的なまちなか空間を創出することを目指し、事業を推進して参ります。
また、和光北インター東部地区のまちづくりでは、土地区画整理組合設立認可がされ、新たな産業拠点の創出が本格的に始動するほか、和光版MaaSの推進により、来たる超高齢社会に備えて、市内の移動のしやすさの向上など、将来の和光市にとっての投資となるような事業を積極的に推進して参ります。
福祉施策の充実では、地域共生社会の実現に向け、包括支援体制については、第五次和光市地域福祉計画の策定の中でしっかりと位置付けて整備を進めるとともに、自助・互助・共助・公助を基本とし、「誰もが自立した生活と社会参加ができる」地域づくりを推進いたします。
変化の激しい時代を生き抜くためには、組織全体の一体感が必要不可欠です。それぞれの個性と能力を活かし、互いを尊重し、協力し合うことで、どんな困難も乗り越えていくことができます。コミュニケーションを大切に、変化を恐れず「一歩前へ」の姿勢で何事にも積極的に挑戦し、目標達成に向けて全力を尽くしましょう。
令和6年4月1日
和光市長 柴﨑 光子
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