令和5年1月11日(水曜日)開催「議員の資質向上と議会活動の在り方」

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ページ番号1006427  更新日 2024年1月22日

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議員研修会

  • 日時:令和5年1月11日(水曜日)午後2時から午後4時まで
  • 会場:和光市役所議事堂 3階 全員協議会室
  • 演題:「議員の資質向上と議会活動の在り方」
  • 講師:自治体議会研究所 代表 高沖 秀宣 氏(高は「はしご高」)

写真:議員研修会の様子1

写真:議員研修会の様子2

目的

市議会議員は、少子高齢社会や財政的な課題を背景に、地域住民の暮らしを守り、まちの活力を維持するための活路を開く責務があります。また、議会は、住民のために効果的に税金が使われているか、住民の皆さんに代わって執行機関を監視し、有用な提言を行う役割と権限があります。議員一人ひとりが担うべき責務を果たすための活動の在り方について、また、議会という機関が果たすべき役割について学ぶため研修会を実施しました。

研修会の概要

  1. 議会の役割・機能(議決機関としての議会の権能、長その他執行機関の事務執行に対する監視機能、議事機関としての政策形成機能)
  2. 「二元代表制」について(議会の役割をどう捉えるか、議会改革とは何か、非常事態における議会の在り方)
  3. 議員力・議会力の強化(議員力・議会力とは何か、一般質問の反映と充実、一般質問のポイント、政策提案・政策提言機能の強化)
  4. 政務活動費の政策的活用
  5. 多様性のある議会を目指して(ウィズコロナ時代の議会運営、通年制議会の導入、危機管理対応(オンラインによる委員会、本会議の開催)など)

写真:研修会1

写真:研修会2

研修の感想

  • 議員活動の資質向上を議会活動に結び付けられるか、効果的な議会活動にできるかが課題。市議会の存在意義は何か、市議会は必要なのか、市民の多くの方に理解してもらうことが重要であり、より一層の資質向上に努めたい。
  • 議会の役目として決議をすることではなく、審議を尽くすことが一番重要であることを教示いただいた。一つひとつの議案に向き合って、市民の皆さんにとって何が得策なのかなどを踏まえ、建設的な議論が必要だと常に考えている。市政のチェック機能、監視機能という議員の責務を果たしていけるよう努めたいと改めて思った。
  • 二元代表制について改めて考えさせられるものだった。予算審議では、新規事業に対する議員の調査研究の上、修正も含めて議会が定めるものという話から、議員が事前の調査研究を行って審査に臨むことの重要性を学ぶことができた。
  • 政策提案機能の強化に取り組むことで、市民にとって議会が身近になるのではと感じた。
  • 目の前の議案について考えるだけでなく、調査・研究などによって政策を立案する「議員力」を高めるとともに、二元代表制の一役を担う議会自体も、議会改革によって審議がもっと深まるような環境に改善し「議会力」を高めることが重要であると感じた。
  • 議会活動が市民に認知されていないという指摘が講師からあったが、議会報告会を通じて市民の方々との対話を重ねてきたが、一部の市民にとどまっているので、いかに関心を広げていくのか大きな課題である。
  • 議員力をアップして議会力アップへのアドバイスを受け、議員のモチベーションを高める講義だった。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課 庶務担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 議事堂2階
電話番号:048-424-9108 ファクス番号:048-463-2835
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。