令和元年度沿道環境調査結果

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ページ番号1002911  更新日 2024年1月18日

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道路沿いの地域の環境について、市では主要路線で継続的に調査を行っています。令和元年度に国道254号など主要6路線(7地点、表1)で測定した各路線の自動車交通量、騒音、簡易測定法による二酸化窒素濃度の測定結果をお知らせします。

調査は令和元年11月5日(火曜日)から11月8日(金曜日)に実施しました。

東京外環自動車道の側道(市道529号線)

  • 足洗地蔵付近は東京外環自動車道の側道(市道529号線)で市北部に位置しています。
  • 1日の総交通量は8,766台/日で、平均交通量は昼間469台/時、夜間158台/時でした。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間25.9%、夜間43.5%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準と要請限度ともに、2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を満たしていました。
  • 二酸化窒素濃度は0.030ppmであり、平均値よりも高い濃度を示しました。大型車混入率が高く、測定地点がやや上り坂のためアクセルを踏む自動車が見られることから、自動車排気ガスの影響で二酸化窒素濃度が高くなったと考えられます。

国道254号

  • 国道254号線は市中央部を東西に横断する4車線を有する道路です。
  • 児童センター北側の1日の総交通量は42,570台/日で、平均交通量は昼間2,189台/時、夜間943台/時と、夜間でも非常に多くの交通量がありました。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間24.7%、夜間39.1%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準については2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を超過していました。要請限度については、2時間帯のうち昼間のみ基準値を満たしていましたが、夜間は超過していました。
  • 二酸化窒素濃度は0.028ppmであり、平均値よりも高い濃度を示しました。総交通量が多く大型車混入率も高いことから、自動車排気ガスの影響で二酸化窒素濃度が高くなったと考えられます。

県道練馬川口線

  • 県道練馬川口線は市南東部に位置し、4車線を有する道路です。
  • 牛房歩道橋付近の1日の総交通量は44,340台/日で、平均交通量は昼間2,329台/時、夜間884台/時と、夜間でも非常に多くの交通量がありました。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間23.6%、夜間45.7%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準については2時間帯のうち昼間のみ基準値を満たしていましたが、夜間は超過していました。要請限度については、2時間帯とも基準値を満たしていました。
  • 二酸化窒素濃度は0.010ppmであり、平均値よりも低い濃度を示しました。

県道和光インター線

和光高校北側バス停付近

  • 和光高校北側バス停付近は、東京外環自動車道「和光北IC」と県道練馬川口線を結び、市北部に位置しています。
  • 1日の総交通量は21,984台/日で、平均交通量は昼間1,176台/時、夜間397台/時でした。
  • 大型車混入率の平均値は、ほかの県道と比較して高く、昼間36.5%、夜間56.4%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準については2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を超過していました。要請限度については、2時間帯のうち昼間のみ基準値を満たしていましたが、夜間は超過していました。
  • 二酸化窒素濃度は0.035ppmであり、平均値より高い濃度を示しました。大型車混入率が昼夜ともに高く渋滞も見られるため、自動車排気ガスの影響で二酸化窒素濃度が高くなったと考えられます。

消防分団車庫付近

  • 消防分団車庫付近は、東京外環自動車道「和光IC」及び市街地内と県道練馬川口線を結び、市北部に位置しています。
  • 1日の総交通量は7,254台/日で、平均交通量は昼間418台/時、夜間71台/時でした。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間11.0%、夜間4.5%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準と要請限度ともに、2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を満たしていました。
  • 二酸化窒素濃度は0.023ppmであり、平均値よりも低い濃度を示しました。

県道新倉蕨線

  • 月見が丘住宅付近は、市西部に位置しています。
  • 1日の総交通量は11,646台/日で、平均交通量は昼間661台/時、夜間134台/時でした。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間10.8%、夜間12.8%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準と要請限度ともに、2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を満たしていました。
  • 二酸化窒素濃度は0.021ppmであり、平均値よりも高い濃度を示しました。

県道新座和光線

  • リラティブ和光前は、市中央部に位置しています。
  • 1日の総交通量は12,870台/日で、平均交通量は昼間716台/時、夜間177台/時でした。
  • 大型車混入率の平均値は、昼間13.0%、夜間13.1%でした。
  • 自動車交通騒音の測定結果を各種基準と比較してみると、環境基準と要請限度ともに、2時間帯(昼間・夜間)とも基準値を満たしていました。
  • 二酸化窒素濃度は0.023ppmであり、平均値よりも低い濃度を示しました。

令和元年度沿道環境調査結果表(表1)

  • ※二酸化窒素濃度の数値は、フィルターバッジ法による測定値を自動測定値の値との相関から、回帰式により返還したものです。
  • ※表中の等価騒音レベルは、要請限度の基準値を満たしているものは“○”、満たしていないものは“×”を記載しています。
  • ※昼間(6時00分~22時00分)、夜間(22時00分~6時00分)の2区分の時間帯とします。
  測定路線 地点

交通量(台/日)総量

大型混入率

(%)

二酸化窒素濃度

(ppm)

等価騒音レベル

LAeq(dB)

昼間 実測値

等価騒音レベル

LAeq(dB)

昼間 基準値

等価騒音レベル

LAeq(dB)

夜間 実測値

等価騒音レベル

LAeq(dB)

夜間 基準値

国道

254号線

児童センター北側

42,570

29.5

0.028

73(○)

75

72(×)

70

県道

練馬川口線

牛房歩道橋付近

44,340

31.0

0.010

69(○)

75

69(○)

70

県道

新倉蕨線

月見が丘住宅付近

11,646

11.4

0.021

66(○)

75

63(○)

70

県道

新座和光線

リラティブ和光前

12,870

13.0

0.023

65(○)

75

62(○)

70

県道

和光インター線

消防分団車庫付近

7,254

8.9

0.023

65(○)

75

60(○)

70

県道

和光インター線

和光高校北側バス停付近

21,984

43.1

0.035

72(○)

75

71(×)

70

市道

529号線

足洗地蔵付近

8,766

31.8

0.030

62(○)

75

59(○)

70

用語説明

  • 二酸化窒素濃度の環境基準:1時間値の1日平均値が0.04~0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること。
  • 要請限度:自動車の騒音により、生活環境が著しく損なわれる場合に、公安委員会や道路管理者に必要な措置の実施要請をしたり、意見を述べたりできる限界値で、車線数と用途地域により、昼間(65~75dB)、夜間(55~70dB)の範囲で設定されている。

過去の沿道調査結果について

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境課 環境推進担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所6階
電話番号:048-424-9118 ファクス番号:048-464-1192
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。