史跡 午王山遺跡
お知らせ
午王山遺跡の追加指定について文化審議会の答申がありました
国の文化審議会は、令和6年6月24日開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、和光市に所在する「午王山遺跡」の範囲追加指定を答申されました。答申をされた範囲は、今後の官報告示を経て、指定となる予定です。
午王山遺跡は、令和2年3月10日に初めて国の史跡に指定されて以降、令和3年3月26日に1回目の追加指定、令和4年11月10日に2回目の追加指定を受けており、今回は3回目の追加指定について答申されたものとなります。
<追加指定の内容>
- 名称:午王山遺跡
- 所在の場所:和光市新倉3丁目
- 追加指定の面積:509.23㎡
- 追加指定後の指定範囲面積:18,601.53㎡
午王山遺跡について
午王山遺跡の概要
午王山遺跡は和光市新倉3丁目に所在する弥生時代の遺跡です。
令和2年3月10日、官報号外第45号の告示により、午王山遺跡は文化財保護法第109条の規定による国の史跡に指定されました。
午王山遺跡は、武蔵野台地の北東端部の独立丘上に位置する弥生時代の環濠集落です。東日本では類例が少ない多重環濠を有し、住居と出土遺物の多様性から、広域の地域間交流の実態を示す重要な遺跡として知られています。
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