まちの見聞特派員レポート 広報わこう2024年3月号掲載記事

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ページ番号1010555  更新日 2024年3月6日

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大和中学校校長 佐藤真二先生

まちの見聞特派員
金澤 里美

 入学式の後、保護者が親しげに校長に話しかける光景に出会いました。数十分前の校長の挨拶で「過去にここの中学で教員をしていた」とお話がありましたが、当時の教え子が保護者として参列していたようです。
 それからも、生徒から「校長先生、僕の母をご存じですか?」と話しかけられることもあり、当時の名前や所属していた部活などを聞いていると覚えていることが多いということでした。
 先生が大和中学校に赴任した2年後の1993年、担任として受け持ったのは3年生でした。他の3年生の先生方は生徒たちとすでに2年の絆ができている。その絆のある学年に入るために、まずはクラス全員の名前を覚え、4月の最初の出席確認で出席簿を見ずに出席をとったそうです。
 また、親、子、先生をつなぎたいという思いでほぼ毎日書いた学級通信は、今でも大切に持っている教え子もいて、自分にとっても記録になる良い経験だったそうです。
 校長となってからも、すき間時間を利用して生徒が大会に出場した時の写真を見たり、校長室に1班ずつ招いて給食を食べたりと、生徒を覚えることへの情熱は今も続いています。
 今年度も残りあと1か月。大和中学校では2週間後に卒業式が行われます。大和中学校で誰かと再会することがあったら、どんな大人になっているでしょう。意外な再会に驚くことがあるかもしれませんね。
 この記事をご覧になった現在36歳~47歳の大和中学校卒業生の皆様、佐藤先生と中学生時代の思い出を探しに母校の門をくぐってみませんか?
 「この時のつながりが、ふと振り返った時にあるといいですね」と先生はメッセージをくださいました。
 もしこの記事が再会のきっかけの一つになりましたら幸いです。

画像:和光市立大和中学校の校章
和光市立大和中学校の校章

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