雨水貯留槽（雨水タンク）

雨水タンクについて

雨水貯留槽（雨水タンク）は、雨どいにつないで屋根に降った雨水を溜めることのできるタンクです。溜まった水は庭木の水やりや洗車、打ち水、屋外の掃除、災害時の非常用水など様々な用途に利用することができます。

さらに、雨水タンクの設置による大きな役割として、都市型洪水の防止があります。近年、各地で豪雨の被害が発生しています。和光市でも、平成26年にゲリラ豪雨による大きな被害が発生しました。各家庭に雨水タンクを設置することで、地上を流れる雨水を減らすことができ、このような被害を防ぐことに繋がります。

和光市では、雨水タンクを設置された市民の方に補助金を交付しております。

• 雨水貯留槽設置費補助制度
• 「雨水タンクを設置してみませんか ？」 （PDF 763.6KB）

雨水タンクを設置したい！

雨水タンクは、インターネットの通信販売やホームセンター、各住宅メーカーなどで取り扱っています。素材は金属、ポリエチレン、木材、石などいろいろなものがあり、価格も様々です。用途や、お好みに合ったものをお選びください。

注意点としては、ボウフラが発生する可能性があるということです。対策としては、溜まった水を早めに使うことでボウフラの発生をおさえることができます。また、目の細かい網を取水器に取り付けたり、タンクの内部に銅板を敷くことでも防げます。特に、内部に銅版を敷く方法が簡単で効果的なのでおすすめです。

雨どいへの取り付けはご自身でもできる比較的簡単なものが多いですが、設置を業者に頼んだ方が良い場合もあります。詳しくは販売店にお問合せください。

雨水タンクを利用している市民の方々の声

雨水タンクを実際に利用している市民の方々に「雨水の使い道」「意見・感想」「ボウフラの発生の有無」をうかがいました。ご協力くださった市民の皆様、様々なご意見ありがとうございました。

• 雨水タンクを設置した市民の方々の声 （PDF 777.6KB）