マイ・タイムライン
マイタイムラインとは
災害発生時に「いつ」「何をするのか」を時系列で整理した、自分や家族の避難行動計画です
特に大雨や台風などの風水害に備えて、自分自身や家族が取るべき行動を事前に計画し、適切なタイミングで避難や対策を行うことを目指しています。
近年、異常気象や大型台風、豪雨などの頻度が増し、予測が難しい災害が多発するようになりました。このような状況では、迅速かつ的確な避難行動が求められますが、災害時は混乱やパニックに陥りやすく、適切な判断を下すのが難しいことが多いです。そこで、事前に具体的な行動計画を立て、家族全員で共有しておくことが重要です。
また、都市化の進展に伴い、人口密集地域での災害リスクが高まっており、個人や家庭レベルでの防災意識と準備がますます求められています。
マイ・タイムラインは、こうした背景から、自助努力の一環として注目され、必要性が高まっています。
まずは3ステップで、かんたんマイ・タイムライン
かんたんにマイ・タイムラインが作成できる3ステップをご紹介します
下のステップに沿って、やってみましょう!
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ステップ1
自宅の
浸水リスクを確認
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- ハザードマップで自宅周辺の浸水深を確認しましょう
- ハザードマップは下のリンクからご確認ください
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ステップ2
避難場所を確保
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- 自宅から行ける避難場所を決めましょう
- 学校や公民館などの指定避難場所だけでなく、自宅から徒歩で行ける安全な場所(親せきや知人の家、ホテル、高台など)も候補に
- 避難場所までどのくらい時間が掛かるか把握しましょう
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ステップ3
災害時の
行動計画を決める
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- 避難を開始する基準を決めましょう
- 避難場所に何を持っていきますか
- 避難場所で家族と連絡を取る方法は
- 避難するときの服装はどうしますか など
まずは、下記のハザードマップを見ながら、災害のときにどのようになるか想像してみましょう。
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荒川洪水ハザードマップ(2024.3) (PDF 20.5MB)
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新河岸川洪水ハザードマップ(2024.3) (PDF 20.5MB)
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土砂災害ハザードマップ(2024.3) (PDF 20.3MB)
- 【内部リンク】防災ガイド&ハザードマップ、避難所一覧
実際にマイ・タイムラインをつくってみよう
和光市防災ガイド&ハザードマップを使って、マイ・タイムラインを作ってみましょう!
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ワーク1
自宅の
災害リスクのチェック
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- チェックリストに従って、自宅の災害リスクについて確認しましょう
- チェックリストをもとに、最適な避難行動を確認します
- 避難の仕方が様々あることを学びましょう
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ワーク2
和光市版
マイ・タイムライン
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- 災害が発生することを想定して、何をすればいいか想像してみましょう
- マイタイムラインを書き出す前に、市が出す避難情報について知り、自分や家族はどのタイミングで避難すればいいのか検討します
- まず避難のタイミングを記入して、そこから逆算して事前に行うべき事などを書き出しましょう
下記のワークシートを使って、実際に書き込んでみましょう。
下記のページも参考にしてみましょう
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和光市版マイ・タイムライン記入例(添付ファイル) (PDF 21.9MB)
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避難生活便利グッズ(添付ファイル) (PDF 20.4MB)
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災害時の連絡方法(添付ファイル) (PDF 20.9MB)
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気象庁「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」(外部リンク)
発令される情報について知りたいとき -
みんなでタイムラインプロジェクト「国土交通省関東地方整備局下館河川事務所」(外部リンク)
マイ・タイムラインの詳細は、下記のリンク(国土交通省関東地方整備局ホームページへのリンク)も参考に -
NHK防災>大雨(外部リンク)
大雨について学びましょう
また、デジタルで作成したい方は「Yahoo!防災速報アプリ」もおススメです
Yahoo!防災速報
このアプリでは、スマートフォンなどで「防災タイムライン」を作成することができます。
※和光市では平成27年3月、ヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社)と災害協定を結んでいます。
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Yahoo!防災速報「防災タイムライン」使い方説明動画(外部リンク)
Yahoo!防災速報「防災タイムライン」の解説動画になります。 -
「防災タイムライン」機能を提供開始(外部リンク)
ヤフーの「防災タイムライン」機能を説明したホームページになります。
マイ・タイムラインは万全ではありません
マイ・タイムラインはあくまでも目安です
災害は自然現象なので、思い通りに進まないこともあります。
例えば、
- タイムラインで3時間前に氾濫が発生すると書いてあっても、実際はもっと早く水が溢れてしまった
- すぐそばの河川はあふれそうなのに、避難情報が出ていない
- 避難情報が出ているけど、道路が冠水していて避難できそうにない
実際の計画や情報とは違う場合があります。
マイ・タイムラインを使うときは、以下の点に注意しましょう
- 早めに、安全に、余裕をもって行動しましょう
- 天気予報や避難情報などをこまめに確認しましょう
- 状況に合わせて、臨機応変を心掛けましょう
災害に確実はありません。マイ・タイムラインは1つの基準・目安としましょう。
マイタイムラインは作成したら終わりではありません
家族構成や住環境の変化に合わせて、定期的に見直しを行いましょう。災害に関する知識や情報を収集し、常に最新情報を把握しておくことも大切です。
また、実際にマイ・タイムライン沿って行動してみることで、災害発生時に慌てずに、安全に行動することができます。
いざという時に備えて、ぜひマイ・タイムラインを作ってみましょう。
このページに関するお問い合わせ
危機管理監 危機管理室 防災担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所3階
電話番号:048-424-9097 ファクス番号:048-464-1234
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。