令和6年度子宮頸がん検診について
令和6年度から子宮頸がん検診の受診方法が変わります
令和6年度より4月1日時点の年齢が30歳から60歳の方は細胞診に代わりHPV検査単独法を実施します。
※20歳代、61歳以上の方は従来どおり細胞診での受診となります。
子宮頸がんの発生メカニズム
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスが原因で発症します。性交渉の経験があるほとんどの女性が一生に一度は感染すると言われています。
多くの場合は自然に消滅しますが、ごく一部は持続的に感染し、数年から数十年の長い時間をかけてがんになることがあります。
HPV検査単独法とは?
なぜがん検診としてHPV検査を受けるのか
令和6年度より導入を開始するHPV検査単独法とは、「子宮頸がんの原因となるウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)に感染しているか」を調べる検査です。
子宮頸がんは、HPVの持続的な感染が原因となって発症します。
HPV検査を受けると、子宮頸がんを起こしやすいHPVに感染しているか、現在異常がなくても、将来的に異形成やがんになる危険性があるかどうかを調べることが可能になります。
具体的な検査の流れ
1:子宮頸部の細胞をこすり採って、HPVに感染しているか検査を行います。
2:HPV検査陽性となった場合のみ、細胞診を実施します。(1の時に採取した細胞を使用することになるため再度の受診や、費用の追加はありません。)
3:HPV検査陰性であれば、次回検診は35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の5歳刻みの節目年齢の受診になり ます。
HPV検査陽性であれば、次年度に再度市の検診としてHPV検査を受診する。(HPV検査が陰性と判定されるまで毎年HPV検査を受ける必要があります。)
次回の受診時期についての確認方法は以下をご確認ください
令和6年度に受診を希望される方へ ※令和7年度からは受診年齢に制限があります
令和6年度のみ、20歳以上の全ての方が下記の該当する検査方法で検診を受けることができます。
細胞診 |
H6.4.2~H17.1.31(※)生まれ/S38.4.1より前に生まれた方 (※)検診受診日に20歳以上の方 |
---|---|
HPV検査単独法 |
S38.4.2~H.6.4.1生まれ |
令和7年度以降に受診を希望される方へ
令和7年度以降は細胞診は4月1日時点の年齢が偶数年齢の、HPV検査単独法は5歳刻みの年齢の方のみ受診できる体制に変わります。
対象年齢(4月1日時点) |
検査方法 |
受診間隔 |
---|---|---|
20~29歳、61歳以降 |
細胞診 |
2年に1回 |
30歳~60歳 |
HPV検査単独法 ※陽性者のみ細胞診を実施 |
5年に1回 |
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関連情報
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