11月は子宮頸がん予防啓発月間です!
子宮頸がん予防啓発月間
毎年11月17日、18日は、世界保健機関(WHO)が主催する 「子宮頸がん撲滅世界一斉イルミネーション」が世界各地で行われます。この活動は子宮頸がんをなくす活動のテーマカラーである「ティールブルー(Teal Blue)」をアイコンに、子宮頸がん検診の受診啓発とHPVワクチンの理解・促進を目指しています。
和光市はわぴあ広場でライトアップしております。また、和光市総合児童センターでは子宮頸がんを防ぐためにできることとして、子宮頸がん検診とHPVワクチンに関する掲示を行っています。


子宮頸がんとは…?
子宮頸がんとは、子宮頸部にできるがんのことです。また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後の良いがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。進行すると骨盤の中のリンパ節に転移したり、子宮頸部の周りの組織に広がったり、子宮から離れた肺などの臓器に転移したりすることがあります。
なお、子宮体部にできるがんは「子宮体がん」とよばれ、子宮頸がんとは区別されます。
ウイルス感染でおこる子宮頸がん
「がんってたばこでなるんでしょ?」
「オトナがなるものだから私は関係ない」って思っていませんか?
実はウイルスの感染がきっかけでおこる“がん”もあります。その1つが子宮頸がんです。
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。このウイルスは、女性の多くが “一生に一度は感染する”といわれるウイルスです※。
感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
現在、感染した後にどのような人ががんになるのかわかっていないため、感染を防ぐことががんにならないための手段です。
※HPVは一度でも性的接触の経験があればだれでも感染する可能性があります。

子宮頸がんの症状
子宮頸がんは、異形成といわれる前がん病変の時期を何年か経てから発症します。
初期症状
異形成や初期の子宮頸がんの段階では、自覚症状はほとんどありません。
進行した症状
- 月経中(生理中)でないときの出血(不正出血)や性交時の出血
- においを伴う濃い色をしたおりものや水っぽいおりもの、粘液が出る
- 下腹部や腰に痛み、尿や便に血が混じる など
子宮頸がんの早期発見のためにも、自覚症状がなくても定期的に検診を受け、少しでも気になる症状があれば、早めに婦人科や産婦人科、婦人腫瘍科などを受診して相談しましょう。
予防はHPVワクチンと子宮頸がん検診

HPVワクチン
小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に、
子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)の接種を提供しています。
対象者は公費により接種を受けることができます。
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HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)
和光市のHPVワクチンのご案内です。
子宮頸がん検診
20歳になったら、子宮頸がんを早期発見するため、子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です※。
※HPVワクチンで防げない種類(型)のHPVもあります。
子宮頸がん検診では、前がん病変(異形成)や子宮頸がんがないかを検査します。
ワクチンを接種していても、していなくても、20歳になったら必ず、定期的に子宮頸がん検診を受けてください。
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子宮頸がん検診について
和光市の子宮頸がん検診についてのご案内です。
このページに関するお問い合わせ
健康部 健康支援課 健康づくり担当
〒351-0106 和光市広沢1-5-51 健康増進センター
電話番号:048-424-9128 ファクス番号:048-465-0557
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。












