禁煙対策

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ページ番号1004396  更新日 2024年1月26日

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『禁煙をしてみませんか?』

5月31日は「世界禁煙デー」です

イラスト:禁煙マーク

たばこは肺がんをはじめ、多くの疾患の危険因子であることから、国民の健康維持増進を図るためには喫煙健康影響についての知識の普及啓発等、たばこ対策は極めて重要な課題です。
厚生労働省においては、平成4年から「世界禁煙デー」に始まる一週間を「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定めています。

令和4年4月1日から成年年齢が引き下げられましたが、喫煙に関する年齢制限については引き続き20歳以上とされています。また、喫煙開始年齢の早さと全死因死亡に十分な因果関係があることが報告されています。

「たばこの健康影響を知ろう! 若者への健康影響について」を禁煙週間のテーマとし、禁煙及び受動喫煙防止に努めましょう。

禁煙にチャレンジ!

1.吸いたくなるきっかけを作らない

  • コーヒー→紅茶や緑茶に変えてみる
  • 禁煙を始めるときに、たばこやライターなどは処分する
  • お酒の席
    (できるだけ控える)
    (周囲に禁煙中であることを話す)
    (飲み過ぎない)
    (喫煙者から離れた席に座る)

2.喫煙に代わる行動を取ってみる

  • 冷水や炭酸水、熱いお茶を飲む
  • ノンシュガーのガムや飴を口にする
  • 深呼吸をする
  • 歯を磨く
  • ストレッチなど体を動かす

禁煙治療は健康保険が適用されます(条件あり)

以下の要件をすべて満たした方のみ、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。

  1. ニコチン依存症に係るスクリーニングテストで5点以上、ニコチン依存症と診断された方
  2. 35歳以上の方は、「1日の喫煙本数×喫煙年数」(ブリンクマン指数)が200以上である方
    ※35歳未満の方はこの条件がありません
  3. ただちに禁煙することを希望している方
  4. 「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

受診前には、必ず受付を行っているか確認をしてください。

たばこと健康

『たばこの害とは?』

イラスト:喫煙する様子

たばこの煙には約70種類の発がん物質と約5300種類の化学物質が含まれています。

3大有害物質

  • ニコチン…依存性のある有害物質です。血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。
  • タール…発がん物質を含んでおり、がんを発生しやすくします。
  • 一酸化炭素…全身を酸素欠乏状態にして、心臓の負担を増大させます。

喫煙をしている人の自分のからだへの影響

  1. がん(特に肺、膀胱、食道、口腔、咽頭)
  2. 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
  3. 脳血管疾患
  4. 腹部大動脈癌
  5. 末梢性の動脈硬化
  6. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  7. 呼吸機能低下
  8. 結核による死亡
  9. 2型糖尿病
  10. 歯周病
  11. ニコチン依存症

妊婦…早産、低出生体重児の出生・胎児発育遅延

20歳未満の方法律で禁止されています。

  1. 「健康影響が大きい」
    • がん、虚血性心疾患、喘息
    • 思考力、集中力の低下、口臭、肌荒れ、肌の老化の原因
  2. 「より高度なニコチン依存症に陥りやすい」

喫煙者の周囲の人へのからだへの影響(受動喫煙)

自分がたばこを吸わなくても、周囲の人が吸っているたばこの煙(副流煙等)を吸ってしまうことがあります。

  1. 肺がん
  2. 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
  3. 脳血管疾患
  4. 臭気、鼻への刺激感

妊娠・出産…乳幼児突然死症候群(SIDS)、低出生体重児の出生・胎児発育遅延

子ども…喘息、乳幼児突然死症候群(SIDS)、呼吸機能低下、中耳の病気
虫歯、学童期の咳・痰・喘鳴・息切れ

このページに関するお問い合わせ

健康部 健康支援課 健康づくり担当
〒351-0106 和光市広沢1-5-51 健康増進センター
電話番号:048-424-9128 ファクス番号:048-465-0557
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。