宅地耐震化推進事業

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ページ番号1005912  更新日 2024年4月10日

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近年の大地震では、大規模に谷を埋められた盛土や斜面に腹付けした盛土等が滑動崩落を起こし、住宅や周辺の公共施設に甚大な被害が発生しました。国では、このような宅地地盤災害を未然に防止又は軽減し、宅地の安全性確保を目的とし、地方公共団体が実施する大規模盛土造成地の変動予測調査や宅地所有者が国や地方公共団体の補助を受けて滑動崩落防止事業を実施できる「宅地耐震化推進事業」を創設しました。

和光市におきましても、「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」(国土交通省)をもとに令和2年度から宅地耐震化推進事業を始めました。

大規模盛土造成地とは

「大規模盛土造成地」の定義は、「盛土をした土地の面積が三千平方メートル以上であること」又は「盛土をする前の地盤面が水平面に対し二十度以上の角度をなし、かつ、盛土の高さが五メートル以上であるもの」と定められています。前者を「谷埋め型大規模盛土造成地」、後者を「腹付け型大規模盛土造成地」と呼びます。

イラスト:「谷埋め型大規模盛土造成地」と「腹付け型大規模盛土造成地」


出典:国土交通省

大規模盛土造成地マップ

公表の目的

大規模盛土造成地マップの公表は、市内の大規模盛土造成地のおおむねの分布を示し、盛土造成地は身近に存在するものであることを住民の方々知っていただき、防災意識を高めていただくことを目的として公表しています。

大規模盛土造成地マップの閲覧

大規模盛土造成地マップは以下より閲覧することができます。

また、建築課の窓口で配布しています。

和光市の取り組みと進捗

和光市では、これまでに土質(地質)に関する専門業者により各大規模盛土造成地の基礎資料整理と現地踏査を完了しました。その結果、和光市内の大規模盛土造成地には、宅地造成等規制法施行令第19条第1項第2号の造成宅地防災区域の指定に関する基準のひとつである「切土又は盛土をした後の地盤の滑動、宅地造成に関する工事により設置された擁壁の沈下、切土又は盛土をした土地の部分に生じた崖の崩落その他これらに類する事象を生じている一団の造成宅地の区域」はありませんでした。

今後の取り組みとしましては、詳細な地質調査等をもとに各大規模盛土造成地の特性を把握し、適切な対策等を検討していきます。

変動予測調査結果及び進捗状況の公開について

Q&A

Q1 大規模盛土造成地マップに示されているところは危険ということですか?

大規模盛土造成地マップは宅地の造成前後の地形図等を機械的に重ね合わせて作成しており、大規模盛土造成地のおおむねの位置を示したものであり、危険度を示すものではありません。

Q2 大規模盛土造成地が危険と判断されるのはどのような場合ですか?

基礎資料整理・現地踏査・地質調査・安定計算等の詳細な調査結果により、総合的に判断します。

Q3 大規模盛土造成地で、宅地造成や建築を行う場合、特別な手続きが必要ですか?

大規模盛土造成地に入っていることによって、特別な手続きが必要になったり、特別な条件が付いたりすることはありません。

社会資本総合整備計画

国土交通省の社会資本整備総合交付金を充てて事業を実施する場合、目標や内容を記載した「社会資本総合整備計画」を作成し、国土交通大臣に提出するとともに、同計画を一般に公表することとなっています。

本市において以下の整備計画を策定しました。

和光市宅地耐震化推進事業

関連リンク

このページに関するお問い合わせ

都市整備部 建築課 開発指導担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所2階
電話番号:048-424-9136 ファクス番号:048-464-5577
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。