令和2年度河川水質調査結果及び水生生物調査結果
市内3河川(白子川・越戸川・谷中川)の水質調査結果と越戸川の水生生物調査の結果をお知らせします。
検査実施月:5月、7月、9月、11月、2月(年5回)
水質測定結果(年間平均値)
各調査地点の測定結果は下表のとおりです。
項目 |
芝屋橋 |
白子橋 |
水道橋 |
基準値(C類型) |
環境基準不適合の地点と調査月 |
---|---|---|---|---|---|
pH |
8.3 (80%) |
8.3 (80%) |
7.3 (100%) |
基準値:6.5以上8.5以下 |
芝屋橋【5月(pH8.7)】 白子橋【5月(pH8.7)】 |
BOD |
1.0 (100%) |
0.7 (100%) |
2.2 (100%) |
基準値:5mg/L以下 |
不適合地点なし |
SS |
1 (100%) |
2 (100%) |
5 (100%) |
基準値:50mg/L以下 |
不適合地点なし |
DO |
11.4 (100%) |
10.9 (100%) |
7.5 (100%) |
基準値:5mg/L以上 |
不適合地点なし |
項目 |
土橋 |
越戸橋 |
赤池橋 |
基準値(C類型) |
環境基準不適合の地点と調査月 |
---|---|---|---|---|---|
pH |
7.5 (100%) |
7.4 (100%) |
7.6 (100%) |
基準値:6.5以上8.5以下 | 不適合地点なし |
BOD |
1.1 (100%) |
0.8 (100%) |
0.8 (100%) |
基準値:5mg/L以下 | 不適合地点なし |
SS |
2 (100%) |
3 (100%) |
1 (100%) |
基準値:50mg/L以下 | 不適合地点なし |
DO |
7.2 (100%) |
10.8 (100%) |
10.3 (100%) |
基準値:5mg/L以上 | 不適合地点なし |
項目 |
浅久保橋 |
地蔵橋 |
基準値(C類型) |
環境基準不適合の地点と調査月 |
---|---|---|---|---|
pH |
7.6 (100%) |
8.3 (80%) |
基準値:6.5以上8.5以下 |
地蔵橋【5月(pH8.9)】 |
BOD |
0.6 (100%) |
2.1 (100%) |
基準値:5mg/L以下 | 不適合地点なし |
SS |
2 (100%) |
3 (100%) |
基準値:50mg/L以下 | 不適合地点なし |
DO |
9.5 (100%) |
10.0 (100%) |
基準値:5mg/L以上 | 不適合地点なし |
- ※ 市内3河川の水域類型の指定状況は、白子川が全地点とも「生活環境に関する環境基準(C類型)」、越戸川及び谷中川は全地点とも指定なしとなっています。
越戸川及び谷中川の基準値は、参考として流入先である新河岸川(C類型)を用いました。 - ※ カッコ内は年5回の調査結果の環境基準(C類型)の適合率を表す。
項目の解説
pH(水素イオン濃度)
水が酸性であるかアルカリ性であるかを示す数値で、7が中性、数値が大きければアルカリ性、小さければ酸性です。藻類が繁茂し、光合成が盛んな地点ではpHが高くなります(このとき、DOも高くなります)。
BOD(生物化学的酸素要求量)
微生物が水中の有機物を分解するために必要とする酸素の量。水質汚濁の重要な指標の一つで、数値が高いほど汚れていることを示します。一般に魚の生息には5mg/L以下が望ましいとされています。
SS(浮遊物質量)
水中に浮遊している水に溶けない物質(2mm以下の大きさ)の量。川底にヘドロとなって溜まります。
DO(溶存酸素量)
水中に溶けている酸素の量。魚の生息には5mg/L以上が望ましいとされています。水中の微生物は汚れ(有機物)を分解する過程で酸素を消費するので、汚れた水はDOも低くなります。また、DOは川の状況(浅瀬か、藻類が多いか等)によっても左右されます。
水生生物調査結果(越戸川)
魚類調査結果
- 赤池橋付近では、モツゴ、カダヤシ、メダカ類の一種、ウキゴリ、ヌマチチブの5種が確認されました。
- 東和橋下流付近では、ギンブナ、モツゴ、メダカ類の一種、ウキゴリ、マハゼ、ヨシノボリ属の一種、ヌマチチブの7種が確認されました。
越戸川で見つかった魚たち








過去の河川水質調査及び水生生物調査結果について
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