仁科蔵王レポート2012
「仁科蔵王」(にしなざおう)は、理研仁科加速器研究センター生物照射チームの阿部知子副チームリーダーらが開発したものです。緑がかった花を咲かせる桜「御衣黄(ぎょいこう)」に理研の加速器「リングサイクロトロン」で原子核を加速した重イオンビームを照射して作り出したもので、淡黄色の花を咲かせます。
2008年1月14日に、和光市役所駐車場のフェンス沿いに5本の木が植樹されました。
右の写真は、左側の花が仁科蔵王、右側の花が御衣黄(ぎょいこう)です。
仁科蔵王について、また、植樹式の様子などは次のページをご覧ください。
今年の仁科蔵王レポートはこれで終わりです。
いかがだったでしょうか?
まだまだ樹が小さく、花の数もまばらでしたが、去年までと比べめざましい成長を見せてくれました。
緑から赤へ花の色が変わっていく様子も観察でき、今後更に大きくなったとき、どのような姿を見せてくれるのか想像がふくらみます。
和光市の新たな名所になってくれることを期待しつつ、また来年を楽しみにしてください。
2012年5月2日(水曜日)の様子
全ての花が散り、緑の葉が青々と茂ってきました。
隣のさつきの花が春の彩りを引き継ぎ、仁科蔵王は「一仕事終えた」といった様子です。
2012年4月27日(金曜日)の様子
強い風雨に耐えた仁科蔵王ですが、ついにしおれ、散り始めてきました。今年はそろそろ見納めのようです。
2012年4月26日(木曜日)の様子
風の強い日でしたが、花びらはほとんど散らすことなく耐え忍んでいます。
2012年4月25日(水曜日)の様子
花びらの裏側も変わってきました。
2012年4月24日(火曜日)朝の様子
ほとんどの花の色が変わってきました。
2012年4月23日(月曜日)の様子
半分程が赤くなり、まるで別の花のようになってきました。
2012年4月20日(金曜日)朝の様子
更に赤くなります。
2012年4月19日(木曜日)の様子
徐々に赤みが増していきます。
2012年4月18日(水曜日)の様子
早く開花したものの一部が、赤く変色してきました。
2012年4月17日(火曜日)の様子
他の花も次々と開いていきます。
2012年4月16日(月曜日)昼の様子
花が完全に開きました。
この薄い黄緑色が、「仁科蔵王」の特長です。
2012年4月16日(月曜日)朝の様子
あと一息です。
2012年4月13日(金曜日)の様子
花が開いてきました。
「仁科蔵王」は、葉が茂ったあとに花が咲きます。
2012年4月12日(木曜日)現在の様子
「仁科蔵王」が開花しました!
「仁科蔵王」は2008年の植樹以降、枝が小さく、つぼみすら付かなかない状態でした。
2009年には、花を咲かすことを期待し日々の成長をレポートしていきましたが、結局花を咲かすことはありませんでした。
しかしその間も枝は順調に伸びており、見違えるほどの大きさになっています。
そんな中迎えた2012年。今年こそ咲くのではと観察を続けましたが、3月末になってもつぼみが見当たらず、今年もダメかと思われました。
しかし、4月になり突如色付いた芽を発見!
また葉っぱだけではないかと、半信半疑で見守り続けた末の4月12日(木曜日)、ついに開花に至りました!
この日はまだ1つしか咲いていませんが、すでに沢山のつぼみがついており、これまで蓄えた力を一気に発揮させるのではないかと期待されます。
これから全ての花が咲き終えるまで、その様子をレポートしていきます。
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