ペットを飼うにあたってのルールやマナー

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ページ番号1002976  更新日 2024年1月18日

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犬や猫などのペットを飼うことで、命の大切さに気づいたり、責任感が身についたり、癒されたりと様々な利点があります。

しかし、安易な気持ちで飼育することによって、ペットにも飼主にも不幸な結果を招きかねません。

ペットを飼うにあたっての正しい知識やルール、マナーを身に付けて充実したペットライフを送りましょう。

イラスト:わこうっち
(c)和光市

飼い主の心構え 不幸なペットをなくすために

家庭環境やライフスタイルにあったペットを選ぶこと(適正飼養)

動物の習性や年齢、大きさ等に適した方法や環境で飼いましょう。住まいが一戸建てか集合住宅か、室内で飼うのか室外で飼うのか、主に誰が面倒を見るのか世話ができる時間的余裕などを考える必要があります。特に、集合住宅の場合は、ペットの飼育が可能であるか確認し、飼育が可能な場合でも管理規約などをよく確認しておくことが必要です。

愛情と責任を持つ(終生飼養)

途中で飼育することを諦めて動物を捨てたり、傷つけたりしてはいけません。家族のようにやさしい心遣いや思いやりを持ち、最後まで責任をもって飼いましょう。しかし、やむを得ず飼えなくなった時は、飼い主の責任において新たな飼い主を探すよう努めてください。飼い主は、動物に対する責任と社会に対する責任があることを認識しましょう。

不妊・去勢手術をする(繁殖制限)

ペットの数を増やす必要がない場合、不妊・去勢手術をしましょう。また、不妊・去勢手術は、生殖器に関する病気の予防効果やストレスから開放されて精神的に安定するなどの効果もあります。

習性や生理、生態をよく理解し、飼育環境に十分配慮する

動物が健康で快適な生活ができるように、習性や生理などを理解することが大切です。そしてその動物に合った環境(日当たり、風通し、安心して休める場所など)を考え、健康で快適に暮らせるように配慮してください。また、季節に応じた管理も必要です。

他人に迷惑をかけないようにする

公園や道路など公共の場所や他人の土地・建物などをフンなどで汚したり、異常な鳴き声・悪臭・毛等により近隣に迷惑をかけてはいけません。排便は自宅の庭や室内で済ませる習慣をつけ、散歩の際はフンを必ず持ち帰りましょう。また、屋外での犬の放し飼いは控え、固定したものに綱や鎖でつなぐか、柵や檻などの囲いの中で飼いましょう。犬の散歩は、犬を制御できる人がリードを付けて行いましょう。

法令や病気についての知識を持つ

動物を飼う上で必要な法令を知り、マナーを守ることが必要です。動物の病気や人獣共通感染症について知っておくことは、動物や人が健康な生活をする上で必要な知識です。

ペットの健康管理に留意する

日頃から排便の状態、食欲の有無、毛づやなどをよく観察し、早期発見、早期治療に繋げることが大切です。定期的な健康診断も受けるようにしましょう。

愛護動物の遺棄等虐待防止旬間

埼玉県では、愛護動物の殺傷、遺棄などの虐待を一掃するとともに、動物愛護精神の育成を図り、人と動物が共生できる健全で安全なまちづくりを推進するため、毎年、以下の期間を「愛護動物の遺棄等虐待防止旬間」とし、埼玉県全域で飼い主への啓発事業等を実施しています。

愛護動物の遺棄等虐待防止旬間:毎年9月21日から9月30日まで

イラスト:コバトン
埼玉県マスコット「コバトン」

動物由来感染症について

埼玉県動物指導センターの調査研究において、犬猫の糞便に様々な寄生虫類が感染していることが確認されています。動物指導センターでは、感染予防のためにペットの糞便の適正処理、手洗い励行の重要性、動物由来感染症に対する正しい知識の普及啓発及び情報発信に努めています。詳しくは、以下のリンク先をご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境課 環境推進担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所6階
電話番号:048-424-9118 ファクス番号:048-464-1192
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。