ハチミツを与えるのは赤ちゃんが1歳を過ぎてから

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ページ番号1003752  更新日 2024年1月24日

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都内において、はちみつの摂取が原因と推定される乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。

乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞※が腸管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素により発症します。

乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつを与えるのは避けてください。

※芽胞とは
ボツリヌス菌などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成します。芽胞は、加熱や増殖し、その際に産生される毒素により発症します。
芽胞を死滅させるには120℃4分以上又はこれと同等の加熱殺菌が必要です。100℃程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。

乳児ボツリヌス症の症状

便秘、筋力の低下、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等が認められる

はちみつ自体はリスクの高い食品ではありません。
1歳未満の乳児にはちみつをあたえてはいけませんが、1歳以上の方がはちみつを摂取しても、乳児ボツリヌス症の発生はありません。

参考資料

このページに関するお問い合わせ

子どもあんしん部 ネウボラ課 母子保健担当
〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所4階
電話番号:048-424-9087 ファクス番号:048-464-1926
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。