下水道の正しい使い方・工事のお願い
2014年01月08日 18時21分
私たちが、毎日快適で衛生的な生活を営むために公共下水道があります。
家庭の台所や浴室、水洗トイレなどで使われた汚水は、公共下水道に流され、終末処理場へ送られ、様々な下水処理施設を使って汚水を浄化し、きれいな水にして河川に放流しています。下水道は、清潔な生活環境づくりの主役となっています。
下水道は正しく使いましょう
和光市の下水道管は分流式(汚水・雨水を別々に処理する方式)です。台所・浴室・水洗トイレ等で使われた汚水と雑排水のみが汚水管に流せます。宅地内の雨水は汚水管へ流さないでください。
汚水管に生ゴミや天ぷら油等の廃油は流さないでください。排水管の詰まりや終末処理場の機能低下の原因になります。
水洗トイレへの改造
公道の下水道工事が終わった整備区域に住宅などをお持ちの方は、工事終了から3年以内に公道から自宅まで排水設備を設置し、水洗トイレへ改造することが義務づけられています。
敷地内の排水設備の工事
各家庭の敷地内の排水設備工事は、各家庭の負担で行うことになります。
新設、増設、改造、修理など、市の指定を受けた下水道工事店以外で工事はできません。必ず市指定の工事店へ申し込んでください。
水洗便所改造資金の貸付制度
汲み取り式トイレや浄化槽トイレを水洗に改造する場合、資金の貸し付けを行っております。詳しくは下水道課にお問い合せください。
私道内の排水設備工事
道路位置指定された私道などは、申請に基づいて市が下水道管を布設して、維持管理を行います。また市では、私道に布設されている下水道管で、個人が所有している管について、寄付採納を受け付けています。(寄付採納した下水道管は、市で維持管理を行います。)
ディスポーザについてのお願い
和光市ではディスポーザ単体での使用を認めておりません。ただし、下水道や河川などへの影響を考慮して、ディスポーザで破砕された生ゴミを処理槽などで処理し、その処理水だけを流す「ディスポーザ排水処理システム」((社)日本下水道協会の基準に合っているもの)については、要件を満たしている場合に限り使用を認めております。設置する際には事前に下水道課と協議し、届出が必要です。