まちの見聞特派員レポート 広報わこう平成26年6月号掲載記事
2014年06月01日 00時00分
和光の米づくり
まちの見聞特派員 佐藤 麻由子
今年も「奇跡の田んぼ」での活動が始まりました!2月末に2014年度も前向きに行くことを確かめ、3~4月は皆さんに田んぼ体験をしていただくため、事務局で準備や計画に取り組みました。
事務局が昨年の3人から6人に増えたので、ぐっとパワーアップしています。
広報に社会福祉協議会や市内保育園、市内店舗の協力、各有機農家さんの助力も得られ、多方面から関心が高まってきていることを感じ一同感謝です。
みなさん一様におっしゃるのは「和光に田んぼってあったの?」。
また、今年の体験事業のリーダーはニューフェイスに交代、会の新陳代謝も活発です。
4月20日と27日には「畦造り」と「草取り」を行いました。
畔には、これから「クロ塗り」という作業が加わります。貯水機能を持たせるため、ペンキ塗りのように、畔の内側壁面に田んぼの泥を塗りつけるのです。
畦造りは昔風にいうなら「道普請」です。
田んぼに遊びに来た人が自然観察もできるようにしっかりした道をつけます。土を積んでその上から体重をかけてひと踏ひと踏、固めていくのは地道な作業ですがやってみると案外面白いもので時間を忘れます。
朝9時から作業してお茶の時間をはさみ、あっという間に15時になっているというのもざらで、微生物とともにある、異空間の不思議に触れられます。
田んぼをじっと見つめているだけで「癒される」という人に出会うのは何よりうれしいもの。
田植えは6月22日の予定です。現在、参加予定者は50人を超えています。見学も自由にできます。面白い人間たちが集まり、楽しい夢が見られそうです。
▼準備はOK。今年も皆さんでにぎやかにやりましょう。