平成26年熊手市(熊野神社)

2014年12月18日 09時31分

白子の熊野神社では、毎年12月7日に熊手市が開かれます。
熊手を商うお店のほかにも、たこ焼きや大判焼き、金魚すくいんどお祭りでおなじみの模擬店や、富士塚のイルミネーション、お炊き上げ、お守りの販売、そして白子囃子の演奏などが行われており、誰でも楽しめるイベントです。お昼にはくじ引き大会が盛大に催されました。

熊野神社の入口          ライトアップされた銀杏のもとに模擬店が並ぶ
熊野神社の入口。                   大銀杏がライトアップされ、その下には人気の模擬店が
雰囲気のある提灯と幟に迎えられます。     並んでいます。
 
熊手を商う職人  熊手を買い求める皆さん
熊手は商売繁盛や家内安全を呼ぶ縁起物として知られています。熊手を値切るかけひきも恒例といわれています。昔は値切った分だけ「ご祝儀」として店に渡す習慣があったようです。そこで、ご祝儀をいただいたお店として、お客様の商売繁盛を祈願して「繁盛!」などの声もあわせながら三本締めを行います。威勢よく声を合わせてみると、それだけで商売繁盛や家内安全などの幸福を呼び込めそうな気持ちになります。

お炊き上げの火を囲む人人
お炊き上げの火の周りには多くの人が集まっていました。
とても寒い日でしたが、火の周りはぽかぽかと暖かかったです。

冷え込みが厳しくなる季節、こころがぽかぽか温まる熊手市に、今年の熊手市に行けなかった人も来年は足を運んでみてはいかがでしょうか。