BOSAIフェアが開催されました
屋外プログラム
対決!バケツリレー
最初に行われたのは、2チームに分かれてのバケツリレー対決でした。コツは上手く掛け声をすることで、リズム良く運ぶこと。また、「バケツリレー」の名前に縛られて、容器はバケツでないと駄目だと思い込んではいけません、というアドバイスもありました。災害時に火災が起きたら、ゴミ箱やボウル、缶など、様々なものがバケツリレーに役立ちます。
水消火器で的当てチャレンジ
消火器の基本的な使い方を学んだあとに、水消火器を使って的当てゲームをしました。普段使わない消火器はコントロールが難しく、的に当てることがなかなか難しいです。消火器を使う手順を覚えて、いざという時には冷静に使えるようにしましょう。また、消火活動を始める前に「火事だー!」と大声で周囲に知らせることも重要です。
ジャッキアップ救出大作戦
ジャッキを使い、なまずがのった机に挟まれたカエルを救出する体験ゲームです。ジャッキで机を持ち上げる人、挿し木を挟みこんで空間を確保する人に役割分担をして手際よく行うことがコツ。大規模な災害時は、救助隊の人手が足りなくなる可能性があります。一般の人も周りの人と助け合って救出活動を行う場面に遭遇するかもしれません。災害時は、放置された車や防災倉庫の中にあるジャッキを使用して救助活動を行いましょう。
防災カードゲーム「シャッフル」
いざという時、何をどのような順番でやればいいのか、混乱して分からなくなることがあります。そんな時のために覚えておきたい知識がクイズ形式で体験できる「防災カードゲーム『シャッフル』」。チームの皆さんで知恵を出し合いゴールまでのタイムを競いました。
持ち出し品なあに?クイズ
いざという時のために家庭に準備しておきたい「持ち出し品」。何を備えておくべきか、12個((1)水(2)非常食(3)ヘッドライト(4)ポリ袋(5)新聞紙(6)ラップ(7)レインコート(8)救急セット(9)歯磨きセット(10)携帯ラジオ(11)携帯トイレ(12)乾電池)の持ち出し品を覚えるためのクイズです。レインコートは粉塵から身を守るためだけでなく、保温効果もあるため、災害時には重宝します。子どもがいる家庭では、子どもサイズも備えておきましょう。
毛布で担架タイムトライアル
4~6人で力を合わせてカエルを運ぶゲーム。毛布の端を丸め、掴みやすくした上で、順手で持つと力が入りやすいというアドバイスがありました。また、運ばれるけが人が後ろ向きに進むと怖い思いをするので、進行方向に足を向けて運ぶことも大切です。
防災設備クイズ
カエルをおんぶして走り、クイズに答えてまた走ってゴールするまでのタイムを競うゲーム。重く、だらんとした人形をおんぶすることは、見かけ以上に難しく、多くの参加者が苦戦しながらも楽しそうに走っていました。
エントランス広場でのイベント
東日本大震災と同規模の揺れを体感する地震体験車や、自衛隊の車に乗ることができる体験ブースや、「火育」として、マッチをする体験などエントランス広場にもたくさんの体験ブースが開かれました。
総合体育館でのイベント
カードゲームや紙芝居を使って防災知識を高める体験コーナーのほかに、埼玉県(イツモ防災)の家具転倒防止の啓発ブースもありました。寝ている時間に地震が発生した場合、寝室は安全ですか。突っ張りを使用して家具と天井の隙間を埋める、重いものは低いところに置く、本などが落ちてこないように滑り止めを使用するなど、様々な方法で工夫できますが、究極に安全な寝室は、家具が置いてない寝室です。