広沢小学校の食育に関する取り組みを紹介します
広沢小学校では、日頃から学校全体で食に関する指導の充実に努めてきており、家庭・地域との連携を図り、魅力ある体験活動なども実施してきています。
平成26年度「生きる力をはぐくむ食に関する指導モデル校」として、平成26年10月16日(木曜日)に埼玉県小・中学校食育指導力向上授業研究協議会が開催されました。
「食育をとおして、心も体も元気な児童を育む~食への関心を高め、望ましい食生活を考え実践する児童の育成~」を研究主題とし、公開授業を実施しました。授業の一部をご紹介します。
2年1組「えらんでおやつ みがいて歯ッピー」(学級活動)
この授業は、むし歯予防の面からおやつや飲み物の内容を考えさせ、あわせておやつ後の歯磨きの大切さに気づかせることにより、望ましいおやつの習慣を育てることを目的として行いました。担任と養護教諭とのティームティーチングにより、おやつのとり方や歯磨きの大切さを考えました。
3年3組「農家の仕事」(社会科)
地域の農家の方をゲストティーチャーに招いて授業を行いました。市内の作物に興味を持ち、日常の食事と関連付けて考えること、また、食べ物の生産について理解を深め、食べ物を大切にする心を育むことを目的として行いました。児童は、身近な生産者からの話を聞いたり、とれたての野菜を目にして、学習を深めました。
5年1組「元気な毎日と食べ物~和食で広がる広沢小の輪~」(家庭科)
市内に店舗を構える「かつをぶし 池田屋」のだしソムリエをゲストティーチャーに招いて授業を行いました。学校給食でもだしとして使用しているかつお節を実際に児童が削り、だしをとることを体験しました。和食のすばらしさやうまみなどについて実感を伴った理解を深めることができました。
特別支援学級(みどり学級)「おいもを食べよう!」(生活科)
みどり学級では、これまで校内の畑にさつまいもの苗を植えて、栽培や「いもほり」などの体験学習をしてきました。この授業では、自分たちが育てた「みどり学級のさつまいも」をみんなで調理し、楽しみながら食べることで、偏食をなくし、食べ物を味わうことができました。