新倉ふるさと民家園概要
2020年04月09日 16時34分
新倉ふるさと民家園とは
新倉ふるさと民家園は、和光市指定文化財「旧冨岡家住宅」の移築復元後、平成18年6月17日に開園しました。
この旧冨岡家住宅は、およそ300年前に創建されたと推定され、埼玉県内で最古の部類に入る歴史的価値の高い建造物です。東京外郭環状道路建設に際し、解体を余儀なくされましたが、所有者の冨岡氏から部材の寄付の申入れがあり、市は旧冨岡家住宅を移築復元しました。
現在は、新倉ふるさと民家園として一般公開しています。
民家園の敷地はおよそ2000平方メートル(約600坪)です。園内には茅葺き屋根を持つ「旧冨岡家住宅」をはじめ、潜り門・納屋風管理棟・蔵風ポンプ室等の建造物と、畑・池などがあります。
また、谷中川縁に自生していたヒロハアマナをはじめ、里山を意識した植栽、茅葺き屋根棟に植えられているアヤメ、池に生息するメダカなど、たくさんの植物や生き物が生息しています。
囲炉裏のある主屋に一歩足を踏み入れると、新倉地域をはじめ、和光の四季折々の暮らしぶりを体感することができます。
是非一度足をお運びください。
なお、新倉ふるさと民家園の管理運営は、市民団体「和光市古民家愛好会」に協働型委託しています。
市民の手により、心あたたまる管理運営がされていますので、お気軽にお立ち寄りください。