平和事業
和光市平和都市宣言
当市では、我が国及び世界の平和を願い、これまで平和事業を行ってきましたが、平和都市宣言の表明には至っていませんでした。令和4年は、終戦77年を迎え、我が国は確実に平和への道を歩んでいます。しかし、世界に目を向けると未だに紛争は絶えず、人々の平和が脅かされている状況をニュース等で日常的に目にする現状にあります。これらのことを鑑み、今一度、平和に対する考えを市民の皆さまと共有し、 「子どもから大人まで誰もが理解し、親しみを持てる、将来の指針となるような平和都市宣言」 を作成し、表明することを、令和4年6月7日実施の政策会議で意思決定しました。
「和光市が目指すべき平和なまちの姿」 や 「和光市が平和なまちであり続けるために何が大切か」 などについて多角的に議論するため、 「平和なまちを考える市民ワークショップ」 を開催し、日常生活で感じることができる平和や、戦争・非核に関することなど、幅広く話し合いを重ね、9歳から90歳まで多世代の市民の皆さまと協働でつくり上げた平和都市宣言です。
完成した文案について、令和5年1月24日開催の和光市議会全員協議会にて議員の皆さまへ、令和5年3月12日開催の平和都市宣言文案報告会 (第3回平和なまちを考える市民ワークショップ) にて市民の皆さまへご説明させていただき、令和5年3月31日に平和都市を宣言しました。
策定までの流れは こちら
【和光市平和都市宣言 令和5年3月31日告示第69号】
私たちは、みんなで手をつなぎ、世界に向かって笑顔と 「わ」 を伝え、平和なまちを目指します。
1 私たちは、お互いを尊重し、小さな声を大切にします。
1 私たちは、周りの人との交流を大切にします。
1 私たちは、二度と戦争をしないことを伝えます。
1 私たちは、1日1日を大切にします。
1 私たちは、常に感謝の気持ちを忘れません。
私たち和光市民は、平和の大切さを発信するため、ここに、平和都市を宣言します。
※和光や平和の 「和」 、みんなでつなぐ 「輪」 など、複数の意味を持つことからひらがなの 「わ」 を使用しています。
和光市平和祈念事業
和光市では、戦争の悲惨さや平和の大切さを語り伝えることを目的として、平成19年度から平和祈念事業を行っています。
令和5年度和光市平和祈念事業 
令和4年度和光市平和祈念事業 
令和3年度和光市平和祈念事業 
令和2年度和光市平和祈念事業 
令和元年度和光市平和祈念事業 
平成30年度和光市平和祈念事業 
平成29年度和光市平和祈念事業 
平成28年度和光市平和祈念事業 
平成27年度和光市平和祈念事業 
平和首長会議
和光市は、平成22年8月1日、核兵器のない平和な世界の実現に向けて、平和市長会議(会長:秋葉忠利 広島市長)に加盟しました。同会議は、広島・長崎の被爆の悲劇を二度と繰り返すことなく、力を合わせて核兵器のない平和な世界の実現に取り組むことを目的としています。
平成25年に「平和首長会議」に名称を変更し、世界166カ国・地域、8,271都市が加盟しています。(令和5年8月1日現在)
本市も本会議の一員として、平和な社会の発展に寄与してまいります。
◆加盟認定証(147KB; PDFファイル)
市内に移植された被爆樹木二世
長崎の被爆クスノキ二世
下新倉小学校正門前に植樹されています。
クスノキ二世についてはこちらからご覧ください
広島の被爆アオギリ二世
和光市庁舎行政棟正面玄関前に移植されています。
アオギリ二世についてはこちらからご覧ください
和光市での戦争体験を描いた絵本 「あの日の空色」(平成27年度)
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昭和20年4月2日未明、和光市の新倉小学校に米軍機から爆弾が投下されました。 戦争を知らない世代が増加する今日、このまちで戦争の被害があったことを、特に次代を担う子どもたちに伝えるために、和光市文化団体連合会が自分たちの体験をもとに作成した絵本です。 絵本は、市内各小中学校、各図書館、各公民館等に置いてありますので、ぜひご覧ください。 |
担当名:総務人権課 文化交流担当
住所:〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所3階
電話番号:048-424-9088 FAX:048-464-1234
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