飼い猫や飼い主のいない猫について
猫を飼っている方・猫を飼いたいと考えている方へ
猫や犬などのペットを飼うことで、命の大切さに気づいたり、責任感が身についたり、癒されたりと様々な利点があります。しかし、安易な気持ちで飼育することによって、ペットにも飼い主にも不幸な結果を招きかねません。ペットを飼うにあたっての正しい知識やルール、マナーを身に付けて充実したペットライフを送りましょう。
責任をもって終生飼養する
猫は15年程度の寿命があります。愛情と責任を持って、一生涯世話をしましょう。
《参考》「猫を飼う時に知っておきたいこと」(埼玉県ホームページより)
「子猫、成猫を飼いたい(猫の譲渡を受けたい)」(埼玉県ホームページより)
快適な室内で飼養する
猫にとって、家の外は危険がいっぱいです。
室内に安心・満足できる環境を作ることで、交通事故や感染症、けが等の危険から守ってあげましょう。
また、糞尿による苦情など、近隣との無用なトラブルを未然に防ぐこともできます。
《参考》「猫の室内飼いのススメ(リーフレット)」(埼玉県ホームページより)
不妊・去勢手術をする
猫は「1年に2~3回、1度に4~8匹出産する」と言われ、あっという間に増えてしまいます。
子猫が生まれても飼えないなど繁殖を望まない場合、不妊・去勢手術を受けましょう。
和光市では、「和光市猫の去勢・不妊手術費補助金交付要綱」に基づき、飼い主のいない猫について補助金を交付しています。
また、公益財団法人どうぶつ基金が実施する「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用しております。
詳しくは、「猫の去勢・不妊手術について」のページをご確認ください。
《参考》「猫の不妊手術のススメ」(埼玉県ホームページより)
和光市猫の飼育ガイドライン
猫の適正な飼育は、人と猫との共生を可能にし、猫自身も安全で健康的な暮らしを送ることができます。
和光市では、猫を好きな人も苦手な人も、猫と上手に共存できる街を目指して「和光市猫の飼育ガイドライン」を策定しています。
猫の適正な飼育のための参考としていただければ幸いです。
→「和光市猫の飼育ガイドライン」はこちら(830KB; PDFファイル)
猫の被害に困っている方へ
ふんや尿の対策について
猫が敷地内に入りこんでふんや尿をするのは、その猫にとってそこが快適な場所であるためと考えられます。
効果には個体差があり、絶対に効果があるとは言えません。そのため、以下のような様々な方法を試すことが重要です。
・忌避剤(木酢液や竹酢液を散布するなど)
・構造物対策(通り道となっている穴などを大きな石や金網でふさぐなど)
・追い払う(センサー感知式の装置を設置するなど)
《参考》「猫が庭などに入らないようにする方法」(埼玉県ホームページより)
飼い主のいない猫に餌をあげている方へ
無責任なエサやりはやめましょう!
飼い主のいない猫に対して、「かわいそうだから」や「かわいいから」、「猫が好きだから」などの感情のみで、無責任なエサやりをしていませんか?
そのエサやりが、知らず知らずのうちに近隣の方に迷惑をかけてしまうことがあります。場合によっては、近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。
また、猫にとって一時的には幸せかもしれませんが、以下のようなことが地域で発生する原因として悪者扱いされ、かえって不幸になる場合も考えられます。
・余ったエサが放置され、カラスやハトなどの猫以外の動物が集まってくる恐れがあること
・エサの包装や余ったエサ自体がゴミとなり、周辺の環境衛生が悪くなってしまうこと
・猫同士で繁殖が盛んになり、子猫が生まれ、不幸な野良猫が増えること(猫は年2~3回、1回に4~8匹出産するとも言われます)
・地域に猫が増えた結果、猫同士の喧嘩によるケガ、感染症の蔓延、交通事故の発生確率が高くなること
・発情期の鳴き声やスプレー行為(におい付けによる縄張りを示す行為)が増えること
エサを与えるだけで、適正な管理をしないことは非常に無責任な行為です。そのようなエサやりに心当たりがある方は、エサやりをやめるか、飼い猫として責任をもって屋内で飼うか、不妊去勢手術を受けさせましょう。
猫に関する相談窓口
総合的な相談窓口
・埼玉県動物指導センター南支所 電話 048-855-0484
飼い猫が迷子になった場合
速やかに下記3か所へご連絡ください。
・埼玉県動物指導センター南支所 電話 048-855-0484
・朝霞警察署 電話 048-465-0110
・和光市環境課 電話 048-424-9118
*詳しくは、埼玉県動物指導センターホームページをご確認ください。
→「飼い猫が迷子になったら」 (埼玉県ホームページより)
猫の引き取りについて
和光市では、猫の引取りや捕獲は行なっておりません。
やむを得ない事情がある場合のみ、埼玉県動物指導センターへご相談ください。
*詳しくは、埼玉県動物指導センターホームページをご確認ください。
→「猫や犬の引取り」(埼玉県ホームページより)