ダンボールコンポスト(生ごみリサイクル)
2015年06月08日 15時50分
少ない予算で簡単に、生ごみを肥料にリサイクルできる「ダンボールコンポスト」をご紹介します。
作り方
用意するもの
基材 ※ホームセンターの園芸用品売場に置いてあります。
-
ピートモス 15ℓ以上
-
くん炭 10ℓ以上
容器
- ダンボール 30×45×30cm程度 (二枚重ねるとよい)
- いらないバスタオルなど(ダンボールを覆うふた用)
- 箱の足になるもの(地面から離して風通しをよくするため)
例)ガムテープの芯、レンガなど
その他
- シャベル(基材を混ぜるもの)
- 温度計
- 計り
作り方
- ダンボールを箱型にして2枚重ねてテープでしっかり止めます。
ダンボールのふた部分も立ててテープで止めます。
- 基材のピートモスとくん炭を3対2の割合(ピートモス15ℓ、くん炭10ℓ)でダンボール箱の中に入れて混ぜ合わせます。
- 生ごみを入れます。1日500gが目安です。
たくさん入れすぎると分解が追いつかなくなり、虫の発生やにおいの原因になることがあります。
生ごみの水気は軽く切ってから入れましょう。
くだものの種、玉葱の皮、動物の骨は分解されにくいです。
柑橘類の皮は防腐作用や殺菌作用があるため入れないほうがいいようです。
←分解されなかった桃の種
- 毎日最低1回はかき混ぜましょう。
酸素を行き渡らせて生ごみの分解を助けます。
- 虫が入らないように、いらないバスタオルなどでふたをして置いておきます。
基材の温度が15℃以上になるところに置きましょう。
温度が低いと分解が遅くなります。
冬はお湯を入れたペットボトルなどで暖めてみましょう。
- 開始してから約1週間ほどで、生ごみの分解が本格的にスタートします。
分解がうまくいかないときは、廃食油や米ぬかなどを少量入れてみてください。
微生物が活発になります。
基材に温度計を挿しておいて、気温と基材の温度を比べてみると、微生物の活発さが確認できます。
- 基材のかたまりが多くなり、べたついた状態になったら、生ごみを入れるのを止め、約一週間かきまぜる作業だけ行います。
その後1か月経ち、基材の中に生ごみが残っておらず、乾燥してさらさらになっていたら、肥料の完成です。
土:肥料=3:1の割合で混ぜて、花壇やプランターで使ってみてください。