災害の備え・準備

2010年06月15日 14時10分

 災害に備えて何を準備したらよいのでしょうか。
 阪神・淡路大震災では、電気、ガス、水道、電話、交通機関など都市生活の機能が麻痺したばかりか、多くの人が不便な避難生活を強いられました。こうした災害時の状況を想定し、ある程度の生活が確保できるよう日頃から準備しておくことが重要です。
 ここでは災害時に備えて常に各家庭で準備しておきたいものと、さらに事態が悪化して避難せざるを得なくなったときに持ち出せる「非常用持出品」を必要最低限まとめてみました。
 これらを参考に各家庭の状況に合わせた品目、数量などを検討して準備しましょう。

準備するもの/明かり:停電のときに明かりの役割を果たすもの。懐中電灯(乾電池)、ろうそく(点火用)、自家発電機など。/医薬品:少なくとも外傷、食・水あたりの薬は常備する。オキシフル、傷薬、包帯、三角巾、脱脂綿、ガーゼ、ピンセット、はさみ、胃腸薬など。/水:のどの渇きをいやしたり、食べ物(非常食)を飲み下すもの。ミネラルウォーター、ミルク、缶ジュースなど/熱源:主に食品の加熱に用いる。卓上コンロ(ガスボンベ)、固形燃料、すみ(七輪)、まきなど。/ラジオ:停電しても使用できるもの。トランジスタラジオ(乾電池)/災害袋:非常用持出品を入れて運び出すため。防水・防火性の袋がよい。/食料:そのまま食べられるもの、あるいはあまり手を加えずに食べられるもの。乾パン、米(レトルトのごはんやアルファ米など)、ビスケット類、缶詰類、もち、インスタント食品など。

 

非常用持出品

非常用持出品は火災や家屋の倒壊などにより家を捨てて避難する際に持ち出すものです。用意するのは明かり、医薬品、水、ラジオ、食料、衣類、貴重品などです。これらを必要な量だけ災害袋に入れて持ち出します。
また非常用持出品はいざというときにあわてないように、いつでも持ち出せる状態にしておくことが大切です。

非常用持出品の例/水、レトルト食品、乾パン、缶食品、衣類、医薬品、ヘルメット、懐中電灯、トランジスタラジオ、貴重品、リュックサック

※避難に備えて歩きやすい履物(運動靴など)や落下物から頭を守るもの
 (ヘルメットや防災ずきん)を準備しておきましょう。

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