自治体間災害協定締結
市は、震災や水害などの大規模災害で被災した場合に備え、昨年8月に隣接している練馬区と、今年の2月に板橋区と自治体間相互協定を締結しました。
協定では、災害時には同時被災することが想定されますが、被災者の救出救護、災害時要援護者の支援、必要な職員の派遣、必要な資器材・生活必需品の提供など、幅広い応援対策及び応急復旧対策を定めています。特に水害時には境界が白子川を挟んで入り組んでおり、それぞれの住民が川を越えて避難することなく近隣の避難所を相互に融通し合うことを中心に防災体制を図ります。
今後も市民の生命と財産を守り、安全・安心なまちを実現するため、周辺自治体などと連携を図り、一層の防災体制の強化に取り組みます。
【練馬区との締結式】 【板橋区との締結式】
協定で定めた内容
自治体間相互協定では次のような協力体制を定めています。
- 被災者の救出・救護・医療・防疫
- 必要な資器材及び生活必需品の提供及びあっせん
- 必要な職員の派遣
自治体間相互応援協定 一覧
締結年月 |
自治体 |
平成7年9月 |
長野県佐久市 |
平成8年8月 |
朝霞市、志木市、新座市 |
平成16年8月 |
新潟県十日町市 |
平成17年12月 |
栃木県那須烏山市 |
平成19年5月 |
埼玉県内全市町村 |
平成22年8月 |
練馬区 |
平成23年2月 |
板橋区 |
これらの協定締結自治体とは、災害時に円滑な応援活動を実施するため、
平時における様々な分野での交流を通して、相互理解と信頼を深めていきます。