季節性インフルエンザについて

2023年11月01日 15時40分

インフルエンザの流行警報が発令されました

 令和5年11月1日、埼玉県からインフルエンザの流行警報が発令されました。

埼玉県感染症発生動向調査による1医療機関(定点)当たりの報告数が県で定める基準値である30人を超えました。

警報が発令されるのは平成31年1月以来5シーズンぶりです。また、第43週で警報が発令されたのは、統計のある1999年以降最も早いです。

今後、県内においてさらなる流行の拡大の可能性がありますので注意が必要です。

インフルエンザの感染を予防するためには、「咳エチケット、手洗いの励行、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」がポイントです。

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。

 乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

 

インフルエンザの予防について 

 ●マスクの着用等、普段からの咳エチケットの施行

 インフルエンザは 、主に飛沫感染です。飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。

 また、症状が出ない不顕性感染や軽症の例もあります。

 このため、普段からマスクの着用等の咳エチケット[(1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと、(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等]を守ることを心がけてください・

 

 ●ワクチン接種

  インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効と報告されています。

 

 ●外出後の手洗い等 

  流水・石けんによる手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。

 

 ●適度な湿度の保持

  空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。

 

 ●十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

  体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

 

 ●人込みや繁華街への外出を控える

  インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方は、人混みや繫華街への外出を控えましょう。

 

発熱や体調不良の時には

 ●早めに医療機関を受診しましょう早めの対処が早い回復につながります。

 ●安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。

 ●水分を十分に補給しましょう。

 ●同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。

厚生労働省のホームページ

「インフルエンザQ&A」  
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

埼玉県感染症情報センター(インフルエンザ流行情報)

埼玉県内のインフルエンザ情報をご覧ください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv-flu.html

上手な手洗いの仕方 

手洗いでウイルスをきちんと落としましょう

手のひらをよくこする1.手のひらをよくこする

手のこうを伸ばすようにこする2.手の甲をよくこする

指先・爪の間をこする3.指先・爪の間をこする

指のあいだを洗う4.指の間を洗う

親指をねじり洗いする5.親指をねじり洗いする

手首もねじり洗いする6.手首もねじり洗いする

流水でせっけんと汚れを洗い流す7.流水でせっけんと汚れを洗い流す

清潔なタオルでよくふき取る(使い回しをしない)8.清潔なタオルでよくふき取る(使い回しをしない)

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