インフルエンザを予防しましょう!

インフルエンザ発生状況の推移(2023年/2024年シーズン)

埼玉県感染症情報センターでは、定点医療機関からの情報を元に「感染症発生動向調査」の解析・情報還元を毎週行っています。感染症発生動向調査から得られたインフルエンザウイルスの流行状況について、お知らせします。

上段:報告数
中段:定点当たり報告数
下段:前週比

 
10月30日
11月5日
11月6日
11月12日
11月13日
11月19日
11月20日
11月26日
11月27日
12月3日
埼玉県 9,094
34.84
(±)
5,822
22.31(-12.53)
5,666
21.71(-0.60)
7,177
27.50(+5.79)
7,274
27.98(+0.48)
朝霞保健所
管内
1,017
44.22
(±)
456
19.83(-24.39)
391
17.00(-2.83)
473
20.57(+3.57)
582
25.30(+4.73)
資料:埼玉県感染症発生動向調査

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

インフルエンザを広げないために

 マスクの着用等ふだんからの咳エチケットの励行

インフルエンザは、主に飛沫感染であるため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
また、症状の出ない不顕性感染や軽症の例もあります。
このため、ふだんからマスクの着用等咳エチケット((1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと、(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等)を守ることを心掛けてください。

外出後の手洗い等

流水・石けんによる手洗いは、手指など体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心掛けましょう。

人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のあるかた、妊婦、疲労気味・睡眠不足のかたは、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

 インフルエンザに感染したと思ったら

● 「体外診断用医薬品」として国の承認を受けた新型コロナウイルスの検査キットで陰性であることを確認し、その検査結果を持って早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。

●安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。

●水分を十分に補給しましょう。

●同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。

外部リンク

 埼玉県HP 「インフルエンザの流行期に入りました~しっかりとマスク、手洗いをして感染予防に努めましょう~」

お問い合わせ

担当名:健康支援課 保健予防担当(健康増進センター)

住所:〒351-0106 和光市広沢1-5-51  健康増進センター

電話番号:048-465-0311(予防接種・こころの相談・食育関係)

FAX:048-465-0557

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