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令和2年3月24日 小学校卒業式祝辞

令和2年3月24日(火曜日)、市内小学校卒業式で祝辞を贈りました。内容を掲載いたします。

  春の訪れを間近に感じる今日の佳き日、小学校の卒業式が行われますことを心からお祝い申し上げます。
 本日、小学校のすべての学習を終え、卒業証書を手にされました卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。
 さて、今日は卒業生の皆さんにドラえもんについてお話をしたいと思います。ドラえもんが生まれて今年で五十周年となります。また、和光市も市制五十周年を迎えます。ドラえもんが誕生した頃は、わが国は成長する途上で、人々が未来についてとても明るい展望を持っていた時代でした。ドラえもんを見て育った私も同級生も、未来の日本は科学技術が進み、清潔で、公平で、とても明るい時代になるだろう、と期待していました。ドラえもんはそんな時代の象徴だったように思います。「こんなこといいな できたらいいな」というドラえもんのうたに象徴されるように、私たち人間には、やりたいけどできないことがたくさんあります。当時はそういう課題や悩みがどんどん解決されるのが未来であるというイメージを持っていました。しかし、現実の世の中はそんなに簡単ではありませんね。現に、今年は新型コロナウイルスへの対応で三学期が途中で突然、終わってしまいました。世界には悲しいことや嫌なことがまだまだたくさんあります。
しかし、ドラえもんのポケットから出てくる道具には実現したものもたくさんあります。例えば、糸なし電話というものがあります。糸電話の糸がないバージョンなのですが、最近はコードがつながっている電話を使う機会すら少なくなくなってきました。ドラえもんは今でも世界中で愛されています。それは「できたらいいな」をかなえてくれるドラえもんは、本当は、今を生きる私たち自身だからなのかもしれません。
 さて、皆さんは四月から中学生です。中学生になると今よりも難しいことを勉強したり、クラブ活動をがんばったり、と大変忙しくなります。たくさん努力して、いろいろなことを経験すると、世の中のことが今までよりももっと分かるようになります。そして、だんだん世の中のことが分かったら、皆さん一人ひとりの得意なことを生かして、みんなの「できたらいいな」をかなえられる人になってください。
 卒業生の皆さんは、初めての中学での生活にわくわくし、そして、緊張していることと思います。でも、大丈夫です。中学校の先生方は皆さんのことを応援してくれます。困ったらいろいろな相談窓口もあります。ご家族や友人だけでは解決できない悩みや問題は、決して遠慮せずに相談してください。
 結びに、卒業生と学校に関係するすべての皆さまのますますのご多幸をご祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします
 

 令和2年3月24日                      

 和光市長                                

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