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平成27年3月24日 小学校卒業式祝辞

2015年03月26日 09時00分

平成27年3月24日(火曜日)、市内小学校卒業式で祝辞を贈りました。
内容を掲載いたします。

 春の訪れを間近に感じる今日の佳き日、小学校の卒業式がこのように盛大に挙行されますことを心からお祝い申し上げます。

 本日、小学校のすべての学習を終え、卒業証書を手にされました卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。また、ご列席のご家族、教職員の皆さまには、これまでのご労苦に深く感謝申し上げますとともに、ご来賓の皆様方の日頃の学校へのご協力に対し、厚く御礼申し上げます。

 さて、卒業生の皆さん、「憲法と地方自治」というタイトルで一緒に勉強したことを覚えていますか。憲法が何のためにあるのか、そして、憲法を守らなければならないのは誰か、地方自治を憲法に書いて守らなければならない理由など、皆さんにたくさんの質問をしたところ、元気に答えてくれました。

 今年は日本の憲法だけでなく、世界の憲法の祖先であるといわれるイギリスの大憲章、マグナカルタという契約書がつくられて800年目の記念すべき年です。800年前、というと日本では鎌倉時代です。そのころ、イギリスのジョンという王様が2度にわたってフランスとの戦争に負けたとき、ジョン王はイギリス中の有力者との間で王様が守るべきことを書いた契約書を交わしました。これが国の権力を縛る契約書である憲法の始まりです。800年も前の人が考えた仕組みが今の社会を支えているのだからすごいですね。

 私たち国民は、国や市役所などによる便利なサービスをうまく使って生活しています。しかし、国にはとても大きな権力を預けているので、私たち国民が憲法をうまく使ってその権力を使いこなさなければならないんですよ、ということをお話しましたね。

 皆さんは4月から中学生です。中学生になると今よりも難しいことを勉強したり、クラブ活動をがんばったり、と大変忙しくなります。たくさん努力して、いろいろなことを経験すると、世の中のことが今までよりももっとわかるようになります。たとえば、皆さんは新しい法律で18歳から選挙に行くことができるようになります。そうすると、あと6年経ったら、皆さんは自分たちの代表を自らの意思で選び、権力というものをしっかりと使いこなさなければならなくなります。のんびりしていられないですね。

 卒業生の皆さんは、初めての中学での生活にわくわくし、そして、緊張していることと思います。でも、大丈夫です。中学校の先生方は皆さんのことを応援してくれますし、困ったらいろいろな相談窓口もあります。ご家族や友人だけでは解決できない悩みや問題は、決して遠慮せずに相談してください。

 皆さんが、困難を乗り越えていく強い力を養い、周囲の人々を思いやる優しい心を併せ持てば、中学生活はより良いものになることと思います。

 結びに、卒業生とご参会の皆さまの今後ますますのご多幸をご祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。

 本日は誠におめでとうございます。


 平成27年3月24日

 和光市長 まつもと たけひろ

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