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平成27年3月13日 中学校卒業式祝辞

2015年03月26日 08時59分

平成27年3月13日(金曜日)、市内中学校卒業式で祝辞を贈りました。
内容を掲載いたします。

 春の訪れを間近に感じさせる今日の佳き日、中学校の卒業式がこのように盛大に挙行されますことに心からお祝いを申し上げます。

 本日、義務教育のすべての課程を終え、卒業証書を手にされました卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。また、ご列席のご家族、教職員の皆様には、これまでのご労苦に深く感謝申し上げますとともに、ご来賓の皆様方の日頃の学校へのご協力に対し、厚く御礼申し上げます。

 さて、200年前の今日、アメリカのペンシルバニア州ミルトンという小さな町でジェームス・カーティス・ヘボンという人が生まれました。ヘボンは地元のペンシルバニア大学で勉強して医師になり、27歳の時に宣教師である医師として来日し、まだ江戸時代の横浜で医療活動を始めます。当時、日本の医療技術は十分ではなく、ヘボンの診療所には5か月で3500人もの患者が訪れたと言います。また、ヘボンはヘボン塾という今の明治学院とフェリス女学院のもととなった塾を作ったり、日本で初めての英和和英辞典を作ったり、この辞書を作るために、いまも使われているヘボン式のローマ字を発明したりと活躍します。

 実は、ヘボンは一度、中国のアモイで医療活動をしようとしたのですが、子どもを生後すぐに亡くしたり、夫婦でマラリアにかかってしまったりとトラブルが続発して、失敗しています。しかし、いったんアメリカに帰国したうえで、今度は日本にやってきて、医療活動を行っただけではなく、日本の文化、教育に大きな足跡を残しました。

 さて、みなさんの卒業に当たり、皆さんにヘボンから学んでいただきたいのは、何があっても決してあきらめない心です。

本日、中学校を卒業する皆さんは、これから、今までより一回り大きな世界で生きることになります。そこには新たな出会いがあり、新たな人間関係が生まれます。広い世界で、時には困難な状況に陥ったり辛い思いをしたりすることもあると思いますが、決してあきらめず、そして、未来への展望を持ってそれらを乗り越えてください。

 結びに、卒業生とご参会の皆さまのご多幸をご祈念し、お祝いの言葉といたします。

 本日は誠におめでとうございます。


 平成27年3月13日

 和光市長 まつもと たけひろ

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