平成25年度小学生市長室訪問事業

2013年08月21日 13時51分

平成25年8月7日(水曜日)・8日(木曜日)、市長や市役所の仕事について理解を深めてもらおうと、市内の小学生と保護者の方を対象に「小学生市長室訪問事業」を実施しました!
参加してくれたのは小学生親子15組30名。
初めて入った市長室で、松本市長から直接市長の仕事について話を聞き、一緒に記念写真を撮りました。
その後の懇談会では、市長が今後のまちづくりについて話をした後、小学生と市長による意見交換を行いました。

日時

平成25年8月7日(水曜日)、8日(木曜日)
各日とも14:00~16:00

市長室訪問
  

 

小学生と市長の懇談

【松本市長からの話:これからの和光のまちづくりについて】
 和光市は、白子村、下新倉村、上新倉村という3つの村が合併し、昭和の大合併の時に大和町となって誕生した。駅の南側は戦争の時に軍隊が使用していた土地が多いので、国の施設や広い道路がたくさんあり、すでに便利で整ったまちができている。一方、北側には昔ながらの細い道とたくさんの家々があり、現在、土地区画整理といって土地をまっさらにしてバランスの良いまちをつくる作業を進めている。今年の秋からは駅北側の整備も始まるので、これからますます便利で住みやすいまちになっていく。北インター地域には工業系の工場などができる計画があり、新しい産業のまちが生まれる。全国的に人口が減る中で、和光は緩やかに成長していく。これからも発展できるまちというのは珍しい。
 和光は東京に比べて緑が多く落ち着いて生活できるのが良いところなので、土地区画整理を進めてまちを発展させる中で、緑をどういうふうに復元していくのかが重要な課題。緑が減り過ぎないようにすることや、畑を守っていくことも必要。例えば学校の給食で地元の農産物を使ったり、市民が農協の直売センターの野菜を食べたりして、和光らしさを守っていくことが大切だと考えている。
 10年後、20年後も子どもたちの声がたくさん聞こえて、働く人がたくさんいて、税収も安定して皆により良いサービスができる、そういう将来像を描いている。

     


【8月7日(水曜日)】
小学生:今後の和光市をどうしていきたいか。
市長:ゆっくりと発展が続くまちにしたい。駅北側の発展が遅れているので整備を進める。

小学生:人口が増加するとどんないいことがあるか。
市長:経済が発展する。若くて元気な人がいっぱいいるまちにしたい。

小学生:近隣で刃物切りつけ事件などが発生したが、市ではどんな防犯対策をしているか。
市長:自主防犯組織が活動しているが、皆の注意喚起も大切。

小学生:和光では今後どのような建物が建つ予定か。
市長:下新倉地区に小学校を建設する予定。

小学生:学校の修繕などは進んでいるか。
市長:第五小学校のトイレなど順次進めていく。

小学生:和光市ではがれきの受け入れはしているか。
市長:和光市はごみを焼いた後の灰を置く場所を持っていないので、受け入れられない(埋め立てができない)。

小学生:市は復興支援にどれくらい予算を使っているか。
市長:復興支援の予算支出は国が行っている。足りないのは人なので、和光では被災地に職員を派遣している(人件費を支出している)。

小学生:近くの公園では球技が禁止されている。球技のできる広い公園がほしい。
市長:ボールの使える公園にはしっかりとした囲いを作ることが必要。和光の子どもたちの「投げる力」が強くなるよう、整備を検討していきたい。

小学生:地震が発生した時の対策は。
市長:市内にも最大震度6強の地震が起きる地域があり、現在予想図を作成している。学校の耐震化は終了しているので、今後は学校の内装診断と対策を進める。耐震補強や備蓄など皆にも自衛してほしい。

小学生:火力発電、水力発電、バイオエタノールなどの発電について和光はこれからどう取り組んでいくか。
市長:市の公共施設に太陽光発電のパネルを設置して発電、活用する民間企業を現在募集している。この屋根貸し事業に力を入れていく。

小学生:他の自治体と合併する予定はあるか。
市長:10年ほど前(平成15年度)、住民投票で反対になったので、近い将来近隣の市と合併する可能性は低い。今後道州制が検討されれば、もっと大きな枠組みで他の自治体と一緒になる可能性はある。

小学生:市長をやっていて一番嬉しかったことは。
市長:市民から「便利になった」と喜んでもらえると嬉しい。例えば、駅前通りのスクランブル交差点に右折レーンを作り、渋滞が解消されたこと。

小学生:和光市の名産は何か。
市長:「和光市と言えばこれ」というものをこれから考えなくてはいけない。現在、和光らしさ、和光らしいものを商工会と一緒に研究している。

小学生:和光にはどのような条例があるか。
市長:珍しいものだと、空き地に雑草を生やしてはいけない、自分の持っている空き地ははきちんと管理せよという内容の条例がある。

小学生:なぜ和光市長になったのか。
市長:出身は兵庫県。和光に住んでみると快適で住み着いた。合併問題がきっかけで市のことに興味を持ち、市議会議員になった。市議会議員は市長が提出したものを決める仕事なので、自分が思ったまちづくりを実現したいと思い市長になった。和光はまだまだ発展する面白いまちで、市長の仕事は楽しい。

小学生:市民の市役所に関する関心はどれくらいか。
市長:残念ながら低い。市外で仕事をしている人が3万人いて、何かを決める時に意見を募集しても反応が少ない。多くの市民にまちに対する興味・関心をもってもらうことが課題。

小学生:新倉地区など森の中にアスレチッを作る計画はないか。
市長:今のところ計画はないが、例えば樹林公園で自由に木登りをしたり地面を掘って池を作ったりできるような、自由に遊べる「プレイパーク」の実施を考えている。

小学生:市長になって良かったと思うことは。
市長:和光は発展性のあるまちで、良いまちをつくると必ず人が来てくれること。北インター地区の区画整理後は大きな会社の支店が来る予定で、たくさんの人が働く賑やかなまちになると思う。

小学生:市に理化学研究所の予算はあるか。
市長:理化学研究所は国の予算なので、市がお金を出すことはない。子ども大学や市民大学に講師を派遣するなど、和光市民にいろいろな科学の知識を伝えてくれるよう理化学研究所に協力をお願いしている。

小学生:河川敷の芝や草が伸びているが、手入れはしているか。
市長:道路に砂利を入れたり草刈りをするなど、年間の予算の範囲内で行っている。

小学生:公園の草刈はそこに住む地区の人がやっているのか。
市長:基本的に市の予算でやっているが、地域のボランティアの方がやってくれているケースもある。

    


保護者:白子3丁目付近は道が悪いし景色も良くない。大きな街路樹があるときれいな街並みになり子どもや高齢者にとってもいいと考えるが、そういった緑化事業についての考えは。
市長:大きな木を植えることについては賛否両論ある。区画整理で道路を整備するとどうし ても木が減ってしまうので増やすことは難しいが、木を持っている人の負担軽減を図るため保存樹木制度の活用を考えている。

保護者:副都心線と東急東横線の相互直通運転開始もあり和光市駅の知名度は上がってきたが、駅前が整備された志木駅などと比べて今ひとつだと思う。和光市駅の価値を上げるには駅の整備が必要だと思うがどう考えるか。
市長:駅のあり方やバリアフリー化についてこれからも東武鉄道と話し合いをし、駅を高度に利用できるよう提案していきたいと考えている。

保護者:駅北口土地区画整理事業はどれくらいの期間で完了する予定か。
市長:最もスムーズにいった場合で10年と見込んでいる。駅前広場ができるまで5年の予定。


【8月8日(木曜日)】

小学生:なぜ市長になろうと思ったのか。
市長:和光はこれからも発展していくまち。将来の姿を想像しながら皆でまちをつくっていくのが面白いので、市議会議員を経て市長になった。

小学生:今後の和光市をどのようにしていきたいか。
市長:10年、20年経っても元気なまち、(最初の話にあったように)発展するとともに緑もあって居心地のいいまちにしたい。

小学生:市長をしていて一番大変だったことは。
市長:意見がぶつかる中で物事を決めなくてはならないこと。例えば、国民健康保険の保険料の値上げを決断したとき。公平に、皆が納得のいくような決め方をすることが大切。

小学生:和光市の好きなところは。
市長:元気なところ。常に人がいて、何よりも子どもたちの声が聞こえること。そういう状態を維持していきたい。

小学生:弱視の人は黄色の点字ブロックを中心に行動するが、最近はまちの景観に合わせて緑や紫の点字ブロックもあり、弱視の人が困っていると学んだ。和光市役所周辺の点字ブロックは薄いピンク色で、市役所の中のは灰色だ。点字ブロックの色は弱視の人にもわかりやすい本来の黄色に直すべきだと思うがどうか。
市長:弱視の人ににとって色が重要な要素かどうか、統一したほうがいいかどうか検討したい。点字ブロックの上に置かれた自転車の撤去にも積極的に取り組んでいく。

   

小学生:和光市の中の緑は増えているか、減っているか。
市長:残念ながらすごく減っている。主な理由の一つは相続により庭の木(屋敷林)が減ること。もう一つは土地区画整理で木が切られること。土地区画整理をする中で緑をいかに減らさないようにするかが課題。

小学生:市はどんなことに一番お金を使っているか。
市長:福祉関係。こども福祉、高齢者福祉、障害者福祉で70億円以上を使っている。明治時代は半分以上が教育費だった。国が発展したり若い人と年配者の数が変わったりするとお金の使い方が変わる。これからはますます高齢者福祉が増えていく。

小学生:休日はどんなことをしているか。
市長:仕事があることが多い。スポーツの大会やいろいろな行事が多いが、そこでいろいろな人の話を聴くことを大事にしている。

小学生:自転車や徒歩で通勤するのは何のためか。
市長:車で通り過ぎると分からないが、段差など道路の危ないところに気づきやすい。呼び止められたらすぐに止まることができ、市民とコミュニケーションできる。健康にも良い。

小学生:和光市のいい点と悪い点は。
市長:いい点は、便利なところとそのわりにのんびりしているところ。悪い点は、「和光といえばこれ」というものがないところ。何かアイディアがあればぜひ教えてほしい。

小学生:少子高齢化は進む一方なのか。
市長:和光には昭和30、40年代に移り住んで来た人が多いので、国全体よりも高齢化のスピードが速いのが問題。高齢の方が元気でいられるよう、体操やゲームなどをする介護予防に力を入れている。

小学生:市長になって嬉しかったことは。
市長:例えば駅前のスクランブル交差点の右折レーンを作り、渋滞がなくなり感謝されたこと。説明会を何度も実施して実現したので嬉しかった。

     

保護者:市長の公約に学童保育の保育時間の拡大があったが、何時まで拡大するのか。家族のコミュニケーション不足の問題や子どもの気持ちにも配慮して決めてほしい。
市長:これからアンケートを実施しニーズを把握した上で、どういう形の学童保育が良いのか検討していく。家族で過ごす時間も大切なので、時間は19:30から20:00まで、夜提供するのは軽いパン程度を考えている。

保護者:2012年度から中学校では武道が必修になったが、種目は個人で選択しているのか、学校ごとに選択しているのか。柔道は指導中の事故が問題になっているが、事故防止策は。
市長:種目は学校ごとに決めており、柔道が多い。和光には柔道連盟がないので、学校の先生の指導力を高めるために自衛隊体育学校に協力していただいている。学ぶのは受身と初歩的な技で、投げ技などは含まない。大事故にならないように配慮している。

保護者:市長が小学校5・6年生だった頃はどんなことをしていたか。
市長:坊主頭で星が大好きで、物理学者になりたいと思っていた。(兵庫県明石市で)夏休みは朝早くから海や川に出かけてよく遊んでいた。危険と隣り合わせだったが、その中で危機管理能力や生きる力が育ったのではないかと思う。

保護者:市長という仕事をやるようになったきっかけは。また、困難な場面に直面した時の対処法を子どもたちにアドバイスしてほしい。
市長:朝霞地区の合併問題の際に市政に興味を持ち、市議を経て市長になった。それまでは本を作る仕事をしていて、もともと政治が好きだったわけではない。
皆もいろいろな夢を持っていると思うが、夢に向かって努力しながら一生懸命過ごす中で、面白いと思うことがあったらそちらにも目を向けてほしい。そういう柔軟性と頑張る力を身につけてほしいと思う。 

市議会議場見学

     
  
   

集合写真  

   
    8月7日(白子小、第三小、第五小、北原小)       8月8日(新倉小、第四小、広沢小、本町小)

小学生の皆さんが、将来、大人になった時、「和光市ってやっぱりいいな!」と思ってもらえるように、これからも魅力あるまちづくりを進めていきます。
参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました!

平成24年度小学生市長室訪問事業

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