【11月28日】定例記者会見
日時
平成24年11月28日(水曜日)10時00分から
場所
市役所3階 庁議室
出席者
市長、副市長、総務部長、秘書広報課長
記者(朝日新聞社、読売新聞社、東京新聞、埼玉新聞社)
配布資料
- 平成24年12月定例会関連資料
- 【資料1】和光の「鍋解禁日」(チラシ)(277KB; PDFファイル)
- 【資料2】W@KOコン×鍋パ(チラシ)(1642KB; PDFファイル)
- 【資料3】東京メトロ副都心線、東急東横線・横浜高速みなとみらい線相互直通運転記念イベント開催について(73KB; PDFファイル)
- 【資料4】和光市役所のレストラン「カフェ・ラ・ベル」でのヘルシーランチの提供(18KB; PDFファイル)
- 【資料5】ヘルシーウィーク(チラシ)(1111KB; PDFファイル)
- 【資料6】ヘルシーランチのレシピ(151KB; PDFファイル)
- 【資料7】わこうっち、さつきちゃんのワンポイントアドバイス(28KB; PDFファイル)
- 【資料8】「メタボチェックサイト」「こころの体温計」(チラシ)(1445KB; PDFファイル)
- 【資料9】ヘルシーランチのアンケート(15KB; PDFファイル)
概要
平成24年9月定例会上程議案の説明
(市長)(議案第65号-和光市暴力団排除条例を定めることについて)
朝霞地区で新座市(平成24年4月1日施行)以外の3市(朝霞、志木、和光)が同時期(平成25年4月)に施行することにより、今後、効果的なキャンペーンを行うなど広域的にPRしていきます。
(市長)(議案第67号-和光市健全な財政運営に関する条例を定めることについて)
和光市は、過去、長期間に渡り学童保育料、下水道料金、国民健康保険料及び保育料金の値上げを行いませんでした。本条例は、市長によって財政状況が変わることなく、計画的、効率的、安定的な財政運営を行うために、財政運営の基本的な事項を定めるものです。和光市独自の規定としては、第3条第3項、第9条3項、第17条及び第19条が挙げられます。思いつきで予算をつけるのではなく、実施計画の作成及び計画との整合性を図るということを盛り込みました。
同様の条例を定めているのは、大阪府、富士見市、岐阜県多治見市、関市、富山県滑川市、茨城県龍ヶ崎市の1府5市です。こうした動きが地方から出てきて、財政の均衡を図る流れが全国的に出てきてほしいと思っています。
(記者)行政としては画期的だが、一般市民から見れば当然の内容とも言える。(条例施行による)市民にとって目に見える変化はあるのか?
(市長)財政状況を示す指標が増えることになります。財政規律は目に見えていないベースの部分をしっかりやっていくという趣旨のものですが、市は市民に対し、より一層の説明責任を果たすことになると言えます。
(記者)実施計画の策定時期はいつか?
(市長)実施計画は毎年夏に作成し、9月に意見募集を行い予算編成過程で市民の意見を取り入れ、10月の結果公表を経て予算編成に入ります。
(総務部長)第17条に、毎年度行政経営方針を定め、それに基づき実施計画を策定することが書かれています。
(記者)例えば10月以降の半年間に大きな(急な)動きが出た場合はどうするのか?
(市長)今回の衆議院総選挙もそうですが、市民にも議会に対しても説明責任を果たします。ただし、大きな施設の建設などは難しいです。
(記者)学童保育料、下水道料金、国民健康保険料及び保育料金の値上げは松本市長就任後に行ったのか?
(市長)そうです。適正化のための議論を行いました。
(記者)値上げを行わないことは長年、議会も放置していたのか?
(市長)予算や料金の値上げについて議会で同意を得るのは難しいプロセスがあり、時間を要するものもありました。
(記者)和光市健全な財政運営に関する条例で定めることを、実現できなかった場合の罰則はあるのか?
(市長)第9条第3項で、市長の説明責任について明記しています。
(記者)達成率についての罰則はないのか?
(市長)ありません。罰則の有無や重さについての議論は欧米ではメジャーですが、市議会で議決を得るのが難しいため、本条例には盛り込みませんでした。
(記者)この条例をこの時期に提出した理由は?
(市長)マニフェストには半年後に出すと書いていましたが、パブリック・コメントの実施もあるので半年では不可能です。市民委員会を設置して条例案を作成し、パブコメの手続をとったので、相応の時間がかかりました。
(市長)(議案第69号-和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業特別会計設置条例を定めることについて)
40年ほどやらずに経過してしまいましたので、平成25年度には必ず、着実に工事を着工したいと考えています。
(記者)和光駅前の北口は地価が低いという話があったが、南口は高いのか?
(市長)各市の駅前の一番高い商業地域を比較した場合、和光の北口は安いという傾向があります。北口の開発による発展が期待されています。
(市長)(議案第73号-和光市ペット霊園等の設置及び管理に関する条例を定めることについて)
この条例は、厳しい規則のもとでしっかり管理、監督することを目的としており、ペット霊園等を禁止するという趣旨ではありません。
【資料1、2】「鍋解禁日」、W@KOコン×鍋パ及び第9回ニッポン全国鍋合戦について
(担当者) 市も推進している鍋のまちづくり事業について説明します。第一弾として、11月15日に鍋解禁日イベントとして、和光市駅南口で鍋500食を振る舞い、アンテナショップで鍋に関連する野菜や出汁、鍋の道具等を販売を行いました。鍋は1時間で完売し、盛況に終了しました。
第二弾として、12月1日に鍋パ(W@KOコン)を開催します。和光市駅付近の7店舗を貸し切り、1店舗目で鍋を味わい、2店舗めで各店舗自慢の料理を楽しんでもらうという内容です。男性は既に満席ですが、女性は若干名空きがあります。当日は、駅前の市内のパフォーマーなどによるステージイベントも開催されます。
そして、1月27日に和光市役所市民広場で和光市商工会主催の第9回ニッポン全国鍋合戦が開催されます。現在42チームが登録しており、北は北海道からジンギスカン鍋が出店するなど、全国各地の鍋が競合します。前回は、山形県の「牛すじ煮込み」が優勝しました。
(記者)夏に開催された街コンの参加者数は?
(市長)男性、女性ともに100名ずつで、満席になりました。今回の鍋パについては、女性はまだ募集しています。和光でなぜ「鍋」なのかとよく聞かれますが、鍋を囲むことによりコミュニケーションが生まれます。和光は人口は8万人弱ですが、世帯は3万8,000あります。鍋合戦は、コミュニケーションを図るために鍋のイベントを行い人のつながりを作ろうという趣旨で始まったものです。
(記者)鍋パの参加者の年齢層は?
(担当者)平均年齢は男性が31~32歳、女性が33歳くらいでした。
【資料3】東京メトロ副都心線、東急東横線・横浜高速みなとみらい線相互直通運転記念イベントについて
(担当者)平成25年3月にいよいよが東京メトロ副都心線、東急東横線・横浜高速みなとみらい線の相互直通運転が開始され、和光市から元町中華街まで、乗り換えなしで最速61分でつながることになります。3月16日10時から15時まで、和光市駅南口広場及び駅前通りで、市と商工会がタイアップしてイベントを開催します。和光と中国の伝統芸能を発表するステージ、わこうっちグッズや和光の物産の販売、鍋合戦優勝鍋の振る舞いや、ゆるキャラや中国雑技団のパフォーマンスなどを検討しています。駅前通りではミニ中華街と称した食べ歩きゾーンを創る予定です。
【資料4~9】ヘルシーウィーク(ヘルシーランチの提供)について
(担当者)今回、メタボリックシンドローム予防対策の一環として、ヘルシーウィークを開催しています。食に焦点を絞り、理想の一食のバランスと量が分かるヘルシーランチを、1週間(11月26~30日)、市役所にあるレストラン「カフェ・ラ・ベル」で提供しています。メニューは「わこうっちの根菜ハンバーグランチ」と「さつきちゃんの野菜たっぷりランチ」の2つで、レシピは和光市食育推進ネットワークのメンバーや管理栄養士の協力を得て作成しました。地産地消を推進するため、和光産野菜を使用しています。
(記者)ヘルシーランチを継続的に提供することはできないのか?
(担当者)特別に仕入れをして作っているので、この価格で継続することは困難です。
(市長)今回、市役所に入っているレストランと協働でこのメニューをやりましたが、市内の飲食店全体が健康志向の意識を持つことが望ましいです。和光市は、特に前期高齢者の男性の不健康が目立ちます。
(記者)例えば、来年度の当初予算で事業化すれば面白いのでは。
(市長)健康マークのついた店を作れればいいと考えていますが、交渉、調整が必要です。
(記者)和光の野菜は何が使われているのか?
(担当者)今日のメニュー(わこうっちの根菜ハンバーグランチ)では、ごぼう、水菜、白菜、大根などを使用しています。味噌汁が少し酸っぱく感じるかもしれませんが、これは酢を使用しているためです。
(市長)和光のごぼうは、大正時代に「新倉ごぼう」としてブランド化されていました。
(記者)食材は何種類くらい使われているのか?
(担当者)どちらのメニューも、25種類前後使用しています。
記者会見の様子