第27回どこでも市長室開催記録(もくれんハウス)

2015年03月18日 09時26分

第27回 どこでも市長室 概要

とき

平成27年2月13日(金曜日)10時30分~11時30分

 ところ

もくれんハウス

参加者

大人23人、子ども15人 

内容  

 市のトピックスについて説明する市長

今回の「どこでも市長室」は、もくれんハウスで開催し、近隣にお住まいの方やもくれんハウスを利用している方々と市長が気軽なフリートークをしました。市長が平成27年度の予算や、子ども・子育て関連の市のトピックスについて簡潔に説明した後、参加者から自由に意見をいただきました。

 《平成27年度の重要施策について》 
1.子ども子育て新制度

 平成27年度はいろいろなものの節目となる年である。まず、子ども・子育て新制度が始まる。この制度が始まって何が変わるのかというと、特に保育園の制度が変わり、保育料が変わる。そして幼稚園の一部が子ども園に移行する。市内の幼稚園で移行する園はないが市内の方が通う幼稚園で移行する園があるので、入園する幼稚園を決める時にはその点にも気をつけてほしい。

また、昨年の10月からネウボラという制度が始まった。以前は保健センターで母子の事業をやっていたが、ネウボラの制度が始まったことで、産前から小学校入学前までの母子事業等を地域で担っていけるようになった。身近なところでいろいろな事業に参加していただき、継続的にご相談などいただけるようになっている。

よく世の中では「ハイリスク」という言葉が使われる。要するにリスクのあるご家庭にケアをしていこうということであるが、「ハイリスク」の定義は、地域との関係性が薄いことで助けが求められない状態ということなので、本人の能力や意欲の問題というよりは、おかれた状況の要因がかなり大きいということである。いろいろな問題が出てきた時にヘルプを出しやすい制度を整えたとご理解いただければと思う。ヘルプを出したからといって、本人に責任があるわけではないので、深刻に悩む前に相談して頂きたい。

2.平成27年度予算(下新倉小学校建設)

 平成27年度の予算は270億ほどになり、ここ10年で最も高額な予算となる。中でも下新倉小学校の建設には本体だけで33億6千万ほどかけている。下新倉になぜ小学校を建てるのかというと、白子小学校と新倉小学校の児童数がかなり多く、児童数に対して校庭の広さや教室の数が足りないためである。特に白子小学校では現在プレハブ校舎で学ばざるを得ない児童もいるため、そのプレハブで学習する児童の人数が新設小学校に移動できる見込みである。交通量の多い場所に建設をしているので信号等の設備も県と調整を図っている。

3.和光北インター付近の開発

和光北インター付近に郵便局の流通センターができる。流通センターなので、ポストへの投函や、差出は出来ないが、当面200人ぐらいの雇用の案内をしている。市役所6階の職安でも案内を行っているので、身近なところで働きたいという方はぜひこの機会を利用して頂きたい。

4.和光市駅のホームドア

 現在は地下鉄側にのみホームドアが設置されているが、来年度中に東上線側にもホームドアが設置される予定である。これでやっと安全になると思う。

5.保育園の一次申込み結果発送

 昨年より、10人程度待機児童が増えてしまう見込みである。待機児童の方がまだまだ多いので、白子3丁目吹上観音の交差点付近に保育園の用地を購入している。市が土地を用意して、そこに民間の保育園を誘致している。これにより、70人規模の保育園ができる予定である。

6.介護保険制度

 介護保険の制度で、要支援切りが話題になっている。要支援のサービスが介護保険から外れるというのが今の論点としてある。和光市の場合は、介護保険から外れるサービスを市の事業としてそのまま続けるので、和光市は要支援は切らないということで安心していただきたい。

7.下新倉小学校に併設される保育クラブ・児童館

 学童保育については、白子保育クラブの隣に白子第2保育クラブができる。下新倉児童センターが1年間無くなっている間は、坂下公民館等で事業を継続していくので参加していただきたい。

また、第四小学校で、働いている保護者を持つお子さん用の保育クラブのほかに、子ども教室という、お子さんが毎日放課後過ごせる事業を実験的に実施中である。

8.学校図書館開放事業

 第三小学校、第五小学校、新倉小学校で放課後に学校図書館を開放する。放課後に安心して学校で過ごせる。これが親は働いている、いない関係なく利用できる事業である。

9.小学校3.4年生の35人学級

 平成26年度から始まっているが、35人学級は27年度も継続して行うことで、効果がどのようにあるか検証してみる。

10.小学校の耐震化

 非構造部材といわれる、内側の天井部分やエアコンの設置部分などの耐震化を進めている。小学校はこのように徐々に耐震化を万全な状態に向けてすすめている。平成27年度は白子小、新倉小で進めていく。

11.児童館プール

 全面的に建替えをしようと考えている。民間活力を生かし、「市民プール」という形で平成29年度オープンを目指して再開させたい。また、都市計画の部分から変えていかなくてはならないため、かなり長期的な計画で進める必要がある。

12.小児救急

 埼玉病院で、4市の寄附講座の補助金で小児救急のお医者さんを増員しているが、新生児の対応が遅れている。和光市では子どもを産めるのがわこう助産院と埼玉病院だけになっている。産婦人科の先生を何人か誘致したい。小児科と同じく寄附講座を設け、産婦人科の先生を増やす予定。埼玉病院が増床する予定なので、それにあわせてNICU(新生児集中治療室)を設置して行く予定とのこと。こういったことで、出産時のリスクを回避できるようにしていきたい。

13.市内循環バス

 ルートの見直しの意見募集を現在行っている。片側で通行している中央コースを両側にすることを検討中のほか、埼玉病院内にも入るバス経路を検討中である。一度循環バスのルートを決めてしまうと、なかなか変更しづらいので、募集期間中に意見をたくさん出して頂きたい。

14.地方創生

 プレミアム付き商品券という国の制度がある。2割おまけの付いた商品券を一定の枚数販売する。それを地域で消費していただいて、地域の経済活性化につなげる事業となっている。市としても推進していく事業なので、ぜひ利用していただきたい。

 《参加者の意見等》

参加者 坂下に住んでいるが、バス通りなど道が悪いし交通量が多く、ベビーカーで安心して通れない。また、市内循環バスの本数は増えないのか。

市長  現在は、交渉して土地を売ってくれたところで狭いから順に道を広げている。逆に言うと、話がまとまらないところはなかなか工事を進めることが遅れている。通学路の緊急対策予算というものを組み、改善にこれからも努めていく。県道は県にお願いして、改善してもらっているところである。循環バスは、今回のダイヤ改正は予算を変更せず行うので、本数を増やすことは考えていない。ちなみに、具体的に「このか所が危ない」と担当に教えて頂ければ、迅速な対応がしやすくなる。

参加者 駅北口からもくれんハウスまでの道がガタガタなところや狭い部分が多く、怖い。せめていなげやまでは整えて欲しい。また、CIハイツの児童公園に毛虫が大量発生して怖い。

市長  いなげやの周辺道路については、駅北口の土地区画整理事業に含まれている部分なので、区画整理を進めていく中で、全面的に良くしていきたいと思う。区画整理に対しては、よく思わない方もいる状態なので、交渉が済み次第進めていく。公園の毛虫について、現在は、殺虫剤をまいて対処すること自体に対する批判もあるので、殺虫剤を十分にまくことができない。毛虫を水で落とすという試みを以前やったことがあるので、公園の担当と相談しつつ、対応していきたい。また、強く剪定してしまうと、桜が枯れてしまうので悩ましい問題である。

 

参加者 白子1丁目に公園が少ない。島忠の裏に公園が出来たがすぐに消えてしまった。なぜ消えてしまったのか知りたい。

市長  その公園には一度放火されてしまったことがあり、閉鎖した。遊びたいという人も多いが、川べりで危険があるということもあり、検討しなければならない。また、白子1丁目に公園を新設するという計画は現在のところないが、越後山に公園ができる予定なので、利用してみて欲しい。徐々に公園は増やしていきたい。

 

参加者 保育料の値上がりが激しすぎる。どうにかならないか。

市長  3年間は値上がりに上限をつける緩和措置がある。値上げ分を新設の保育園の費用に当てるので、みんなのご負担の中で定員を増やしていくという考えを持っている。そのお金を投資することをしないと、園の新設ができない。昔の考え方としては、保育料が安い代わりに保育園に入れる人が少なく、入れた人だけが得をするという形をとっていた。今の考えとしては、なるべくご負担いただく中で、少しでも多く保育園の定員を確保したいと思っており、それによって保育サービスをあまねくご利用いただくということをしたいと思っている。

 

参加者 待機児童になってしまった人も、今までは家庭保育室を申込むことができ、実質待機児童ゼロとなっていたと聞いたが、年度内に市役所がそのような家庭保育室を増やす予定はあるか。

市長  市役所は家庭保育室を増やしたいと思い、予算化もするが、必ず家庭保育室を作れるかというと、やはり誘致なので必ずとはいえない状況。

 

参加者 保育園に入れないんじゃないかと不安になる。市役所に相談にいくとアドバイスをもらえたりするのか。

市長  例年だと、一次募集の結果発表から二次募集までの間に20人ぐらいは入れるようになり、あとは家庭保育室が玉突きで空くことになるが、今年は例年になく厳しい状況であるために、なんとも言い難い。そのために保育室の誘致を進めている。

 

参加者 いつぐらいになったら保育室が開かれるかという目処は立っていないのか。また、決定した場合はホームページで公開する予定なのか。

市長  来年の新設園以外の保育室に関してはまだ具体的にいつか、というのは現段階では分かっていない。またある程度決まったら必ずホームページに載せるので、ぜひ確認していただきたい。また、ホームページで公開するほど確定ではないが、こういう話が上がっているという情報を市役所の職員が教えられる場合もあるので、適宜情報をキャッチして頂きたい。

 

参加者 病児保育専門の業者がいてほしい。

市長  今度の新設保育園は病児保育ができる業者に委託するという設定になっているので、病児保育ができる業者が優先されて新設保育園の運営が決まるはずである。

 

参加者 「たまりば」で働いているが、あまり知られていないのでもっと宣伝したい。

市長  近所に住んでいても知らない人もいるかと思うが、「たまりば」というのは社協が運営している店舗である。そこではパンが買えるだけでなく、中でお茶ができる集いの場となっている。市役所としても応援したいと思っている。

 

参加者 5年後に控えている東京オリンピックで、射撃競技が駐屯地で行われる。和光市でできるおもてなしを私は考えている。例えば、和光市ゆかりの清水かつらの歌、「緑のそよ風」や「靴がなる」の振り付けを皆さんで考えて海外から来た方を出迎えたらどうか。市長も何とか東京オリンピックを市の活性化につなげたいと思っているはずだが、お金がかかることに市役所は消極的なように思える。

市長  ちなみに57年前の東京オリンピックでは、皆さんが庭先に花を植えて歓迎する、「花いっぱい運動」というのをやったそうである。

 

参加者 市長にはどれくらい市民と市役所職員との相談内容が伝わっているのか。

市長  原則担当に相談していただき、それでも問題が解消されなかった場合に「市長への手紙」をご記入いただくという方法がある。そうすると私が必ず目を通し、把握する。

 

参加者 乳幼児健診は今後増える予定があるか。

市長  今のところふやす計画はない。健診の回数を増やすことに医療的効果があるかどうか、また合理的かどうか、ということはわからない。増やすことによって効果があることが明確に分からないと増やすことはできない。過去にそういう意見があったということも含め、担当と確認していきたい。

 

参加者 保育料を上げないようにする自治体もある中で、和光市が保育料を上げることに決定した理由は何か。

市長  保育料はどこの自治体でも上げざるを得ないのでは。要は待機児童となっている人は(享受する)サービスがゼロになっている。保育料を上げ、待機児童を減らすことで、保育サービスを受ける割合が100か0かではなく、なるべく公平にするために今回の値上げになった。

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