第17回どこでも市長室開催記録(和光市役所)

2012年08月08日 10時06分

第17回 どこでも市長室 概要

とき

平成24年2月18日(土曜日)10時00分~11時30分

 ところ

和光市役所6階 602会議室 

参加者

12人

内容(括弧内は市長のコメント) 

・私は青少年育成関連で小学生の世話をしています。近年は助成金などが2割カットされ、活動資金が少ないなかでも子どもたちが地域の方と交流できるように力を注いでいます。今年の催しで夏のスポーツ大会の日程がお盆明けの時期に決まりましたが、この時期だと参加者が少なく、練習する時間も限られてしまいます。できれば8月末あたりの土曜日に変更していただけると参加者が増えるかと思いますので、是非、市長からも日程変更についてお願いできないでしょうか。

(夏のスポーツ大会は夏休みに子どもたちに目標を持って過ごしてもらうための催しであります。しかし、あくまでも主催は育成市民会議であり、日程はすでに決定していますが、熱中症の危険もありますので相談してみたいと思います。また、補助金のカットについては、あらゆる団体を対象に平等に実施していますのでご理解をお願いします。)

 

・和光市の市民憲章で“私たちは、緑をふやし、きれいなまちをつくります。”と謳っています。第四次和光市総合振興計画では“みんなでつくる快適環境都市わこう”と明記され、緑地や湧水地などの自然環境を守りながら良好な環境を整備するとの理念が掲げられ、大変すばらしく思います。この目的を確実に遂行していただきたいのですが、具体的な施策については少し弱いのではないかと思います。和光市は比較的に緑が多いまちだと思いますが、まだまだ少ないため、緑を増やすことを強く希望します。例えば市役所の議会棟の横には樹木等がありますが、その他の公共施設にも緑を増やしていただけることを希望します。街路樹についても駅南口の広場には少ないのではないでしょうか。駅前の銀行が面している歩道は広いので、そこに植樹をしてもよいのではないでしょうか。例えば浦和駅の西口はケヤキ等の大木があり、そこから埼玉会館までの通りにも樹木が配置され、自然と調和した文化都市として栄えていますので是非参考にしていただきたい。また、県道、国道にも街路樹を配置していただけるように市から関係機関に働きかけていただきたい。候補地としては中央公民館付近の歩道です。道幅も広いので格好の場所ではないでしょうか。その他にも自衛隊の朝霞駐屯地や官舎の敷地は広いので、植樹する場所として最適かと思います。車で通過する人々にも和光市の緑をアピールできて“快適環境都市わこう”の具体的な施策になるのではないでしょうか。

 次に住宅地の整備ですが、駅北側地区ははたして良好な環境と言えるのでしょうか。下新倉の区画整理地区では戸建住宅の中にマンション建設が目立ちますが、低層住居専用地域で建ぺい率なども抑えた住宅地にしてマンション建設を抑制していただきたいと思います。

(街路樹や公共施設の樹木の剪定方法を厳格化し、近年は形良く剪定を行っています。また、緑を増やす努力も継続したいと思います。先ほど緑を増やす提案を頂きましたが、駅前の通りなどには電線類の地中化に伴い、地下に構造物がある関係で植樹はできませんが、緑を守る戦略は引き続き行っていきたいと思います。

 次に良好な住宅地の整備として、近年では地区計画で建物の高さ制限をかけています。また、新たに認可された区画整理事業でも同様に実施していますので、高いマンションの建設は抑制されています。しかし、マンション建設の利点としては税収アップや水道の加入金の増加が見込めますが、建設を抑制することで税収が伸びないデメリットも発生しています。)

 

・文化予算の更なる増額の検討をお願いしたいと思います。第二次世界大戦後、ウィーンでは荒廃したまちの再建として、市民から“パンよりもオペラを・・・”との声があがり、まず始めに歌劇場の建設に着手したそうです。考え方に差異はありますが、身体には食べ物が必要ですが、心には文化が必要だと思います。どちらが欠けても人間らしい生活はできません。“快適環境都市わこう”を推進するには文化事業は重要と考えます。

(和光市の文化予算で一番多いものは市民文化センター“サンアゼリア”で毎年2億8千万円くらいの経費がかかっています。議会からは文化センターの予算が多いとの指摘がありますが、この立派な施設に見合う文化人、例えば、和光市ゆかりの童謡詩人“清水かつら”の顕彰を行うことや自衛隊の音楽隊の協力を得て盛り上げていきたいと思います。近隣の文化都市として名高いのは武蔵野市ですが、和光市も負けないように努力したいと考えています。

 

・サンアゼリアのお話がでましたが、ここの緞帳が大変立派でして、大きさは縦10m、横20m、重さ1tと聞いています。刺繍には和光市の越後山の河津桜が描かれています。是非宣伝した方がよいと思います。

 次に歩道の通行帯の関係ですが、外環の側道で歩行者と自転車の通行を分けるために着色していますが、場所によって色がまちまちなので統一していただきたいと思います。

(サンアゼリアの緞帳については本当に立派な作品で有名な方の力作です。なかなか観る機会が少ないかと思いますが、市民まつりの催しや民謡では緞帳が下がった状態から催しが始まりますで、是非注意して観てください。

 次に歩道の着色については県と市の管理部分で色使いが違っていますので、今後はそのようなことが起きないように注意したいと思います。)

 

・駅南側の農協通りは当時の区画整理事業区域の境があって、新しい道路と既存の道路の接続が悪く、一方通行なのに逆走する車がいます。詳細な場所はカラオケ店付近ですが、大手スーパーを利用したい市外の方が、知らないで逆走するみたいです。市内の方はまさか逆走してくるとは思わないので、歩行者や自転車の方が事故に巻き込まれる危険性があります。最近、ポールを3本ほど設置しているみたいですが、まだ逆走する車がありますので何か対応をお願いします。そして今後も区画整理事業を推進するとのことですが、区域外の既設道路との接続についても安全を配慮した設計にしていただきたい。

(農協通りの逆走防止対策については、歩行者等が危険であるとのことで早急に対応させていただきましたが、引き続き追加対策を検討させていただきます。駅北口の区画整理事業については、当初、区域境道路の片側に歩道を設置する案でしたが、歩行者等の安全を確保するため、両側に歩道を配置する計画に変更しました。工事費は増えてしまいますが“安全なまちづくり”を今後も推進していきたいと思います。)

 

・土地を多く持つ地権者が雑木林を手放すことにより、細かい戸建住宅の開発が進み、緑が少なくなっています。マンションの乱立も問題かと思いますが戸建住宅の分譲地開発も問題かと思います。駅の北側にはまだ多くの雑木林が残っていますので、是非緑を死守していただきたい。このことについて市はどのような方針なのかお聞かせください。

 次にアクシスの利用についてですが、現在、ランニングブームとなっていて荒川の土手道を多くの人々が走っています。できればランナーの荷物置き場やシャワールームの利用ができるように近隣市と連携してアクシスをランニングステーション的に使用できないでしょうか。

(乱開発の抑止策については“まちづくり条例”により制限されていますが、ミニ開発まで制限できていません。現状としましては、土地を多く持つ方に相続が発生した場合、多額の相続税が発生するため、土地を手放なさなければならない状況になっているようです。マンションの開発については“まちづくり条例”の制限がかかりますが、ミニ開発に緑地面積を確保させることについては今後の課題とさせていただきます。次にアクシスの利用については、お風呂だけ使えないものかと考えましたが、営業規制の関係で問題となります。トレーニングマシン等を利用しなくとも損をしたと思わない料金体系であると考えています。

 

・私の仕事は企業が所有している施設を効率的に運用し、かつコスト削減などをプロデュースする施設管理マネージャーをしています。和光市も限られた財源で施設を管理・運営しているのであれば安易な利用料の値下げや、それに伴う借金は次世代の子どもたちにツケとして回りますのでよく考えていただきたい。特に市長には市民の方からいろいろな要望が出され、御苦労されていると思いますが、自治体施設のファシリティーコストなどを抑える手立ても考えていただきたい。そのためには近隣市と比べるためのベンチマークをしっかり備えることが重要だと思います。本日の資料でも詳しく分析されていますが、近隣市の状況も併記することにより、市民が十分納得できる説明となるのではないでしょうか。また、日本マネジメント協会がファシリティーコストの取組で優秀な自治体を表彰していますので是非参考にしていただきたい。市民の方に理解していただけるような仕組み作りが必要だと思います。

(昨日、ファシリティーマネジメントの先進市として、流山市からお話を聞いたところです。どの市町村も限られた財源の中で市民サービスを行っているのが実態ですが、その中で“選択と集中”が重要であると考えています。和光市の“選択と集中”とするポイントの一つ、都心と和光市の違いである“緑”や“湧水”が重要であり、これに投資したいと考えていますが、先ほどお話をいただいたように施設の維持管理についても重要であると考え、私の就任後、施設の建設については余程のことがない限り実施しないと強く明言させていただきました。実際に地域センターなどの施設建設の要望は多く上がってきますが、ご理解をお願いしているところです。他市との比較については24年度に再度、市民委員と共に「和光市の財政状況・改訂版」を作成し、誰にでも分かりやすい情報としたいので是非皆様にもお力を貸していただきたいと思います。)

 

・中学生の登下校についてですが、私が見る限り子どもたちは道幅いっぱいに広がって歩いているのをよく見かけます。交通安全教育はどのようにしているのでしょうか。また、自転車の運転についてもマナー違反が多いと思います。一時停止しない人、二人乗車、“ヒヤッ!”とした運転手は多いのではないでしょうか。是非条例を作って罰則を課したらいかがでしょうか。

(登校時の子どもたちの状況や自転車の交通マナー違反の苦情については聞いています。まず自転車交通安全教育については各小学校で警察の方が年1回実施しているのですが、数回実施してほしいとの要望もありますので検討したいと思います。また、登校時には立哨指導員として、多くの先生や保護者の方にご協力をお願いして通学路に立っていただいていますので、歩き方マナーは改善されるのではないかと期待しています。)

 

・健康支援について提案させていただきたいのですが、国民健康保険税はタバコを吸う方だけ税率を上げることはできないのでしょうか。保険税が上がることにより、タバコを吸う方が減り、また、歩きタバコのマナー違反も減少します。増収になるかもしれません。判定項目は健康診断で前年度より肺が一定の基準より汚れていた方が増額対象者となるようにします。タバコは百害あって一利なし、健康で一生を終えるように、和光市から健康支援システムを変えていただきたいと思います。

(タバコ関連で路上喫煙やポイ捨などいろいろと問題はありますが、タバコを吸うことだけでペナルティーを課すことは非常に困難かと思いますので、むしろ啓発をしっかりとやっていきたいと思います。基本的に生活習慣でありますので、メタボの指導も含めて健康指導の強化を24年度から実施していきたいと思います。)

 

・要望ですが、和光市は夜遅くなると人通りもなく、暗い道が多いため、事件などが起きる可能性が非常に高いと思いますので、メインストリートだけでも街路灯を増やしていただきたい。また、24時間営業のお店などの誘致もお願いしたい。又は具体的なアイディアがあるなら教えていただきたい。

 次に駅の北側が開発され、まちなみが変わると聞いていますが、どのようなまちになり、何を創るのか教えていただきたい。

 最後にこの開発の費用対効果と成果をどのように評価するのか、また、この事業で私たちが得られるものは何か教えていただきたい。

(始めに道路が暗いということですが、節電の関係で街路灯が消えているところがまだまだありますので、こちらについて場所が分かれば早急に対応させていただきます。その他にも畑が隣接する道路では農作物の生育を考え、街路灯がないところもありますので、具体的に場所が分かれば是非ご相談ください。

 次に駅北口の区画整理事業ですが、駅南口と同じように駅前には広場やロータリーができて、そこから両側に歩道がついた道路が建設されます。一つ大きな変更点としては駅前広場に面した建物の1階部分には店舗や事務所にしていただき、住戸を作らないように地区計画に盛り込みます。また、現在の駅北口付近は木造アパートが多いのですが、区画整理後は街区ごとにまとまりができますので、高度利用ができるように誘導したいと思います。

 次に費用対効果については多額の資金を投入しますので、市民の皆さま方が納得できるような税収アップを期待しています。数字的に結果を示せるものについては、先ほどお話があった「和光市の財政状況」のように、誰もが分かりやすく見られる資料を市民委員の皆様と作成したいと考えていますので、その節は是非ご参加ください。)

 

・白子地区に住んでいるのですが、駅からの交通の便が悪いのと、市役所から諏訪原団地へ続く道路が暗く、防犯上心配なので是非改善していただきたいと思います。

(市内循環バスについては現在、ルートの見直しなどを検討しています。高齢化が進む中で“市民の足”を確保するのが目的ですが、現在は2時間に1便しかないため、1時間半に1便の運行ができるように、バスの台数を少し増やし、各ルートを短くして運行できるよう思案中です。また、民間のバス会社にも働きかけを行ってきたところ、国立埼玉病院への増便が可能となりましたが、引き続き要望は続けていきます。ちなみに市内循環バス1台の年間費用は約2千万円かかります。現在は2台で運行していますが、そこにプラス1台ですので増便にも限界があるのかなと思っています。

 次に道路が暗いとのことですが、この道路沿いには建物が少ないことも暗さの要因であり、また、国の施設が多いため、夜間は消灯してしまうので、暗さに輪をかけているのかと思われます。街路灯設置については基準を設けて建てているのですが、極端に暗い部分があるのであれば個別にご相談ください。)

 

・毎朝、広沢地区の官舎前の歩道いっぱいに通学中の小学生が溜まっているのをよく見かけます。信号待ちをしないように歩道橋の建設や交通安全指導をお願いしたいのですが。

(朝の通学時間帯には立哨指導員が通学路に配置され安全指導をしていますが、子どもたちが滞留してしまうようでしたら和光官舎や立哨指導員と調整させていただき安全を確保したいと思います。また、各小学校では通学班ごとに通学しているのですが、広沢小学校には通学班がないようでしたら、こちらも検討させていただきます。そして歩道橋の設置についてですが、多額の建設費がかかりますので現在の財政状況では難しいのでないかと思います。)

 

 本日は長時間に渡りご意見をいただきましてありがとうございました。またこのような機会を設けますので、ご一緒できることを楽しみにしています。

和光市長  松本 武洋

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