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ホームページ > 市政を身近に > 広報 > まちの見聞特派員 > 平成19年度まちの見聞特派員レポート

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平成19年度まちの見聞特派員レポート

2009年04月01日 00時00分

平成19年度 まちの見聞特派員

 市では、市政への地域的な意見、地域内での話題、行事などの報告や取材、広報紙への投稿を行うまちの見聞特派員に平成19年度は9名が委嘱されました。このコーナーでは、特派員さんからいただいた記事を紹介します。

まちの見聞特派員

任期:2年間(敬称略・順不同)

■都築 和枝(新倉在住) ■山田 正史(新倉在住)
■井上 良美(本町在住) ■五十嵐 裕子(南在住)
■佐藤 麻由子(南在住) ■飯田 雅子(西大和団地在住)
■山田 和子(新倉在住) ■足立 惠一(中央在住)
■松下 正夫(新倉在住)

 

平成19年度掲載記事

ジュニアスキー教室 IN菅平(山田 正史)
自然の恵み(井上 良美)
旅をする水(佐藤 麻由子)
泳げたよ! 子らの笑顔に 今日も行く  ~ 水泳教室スタート~(井上 良美)
みんなで考えよう「地球温暖化」(山田 正史)
「協働」を人間らしさ取り戻す「運動」に(佐藤麻由子)
ケアホームぽこの家「どんぐり」 ― 4ケ月を過ぎて(山田 和子)
ふれあいのかぼちゃJack-o'-Lantern ~ハローウインを通して~ (山田和子)
ふれあう喜び チャレンジドスポーツ大会・さつき苑まつり(井上 良美)
次世代を見つめて(佐藤 麻由子美)
アカデミックなまち 和光(飯田 雅子)

ジュニアスキー教室 IN菅平

まちの見聞特派員 山田 正史


 ジュニアスキー教室は、子どもたちに白銀の世界でウィンタースポーツの素晴らしさを体験してもらいたいと、毎年和光市体育協会が菅平高原スキー場で開催しているものです。地球温暖化の影響か、今年は各スキー場とも雪不足で苦労していました。菅平高原スキー場も同様で、積雪量が少なく直前までスキー教室開催が危ぶまれていました。しかし、気温が高く雨が降るなど、スキーには悪いコンディションの中でしたが、3月31日から4月2日にかけて無事開催されました。
 小学4年生から中学3年生までの参加者76名は市役所前からバスで出発、現地到着後、スキー講習のために「レベル1」から「レベル4」までの4クラスに分けられました。「レベル1」はスキーが初めてのグループで、技術レベルが上がるに従って、「レベル2」「レベル3」となり、「レベル4」では一応どんなスロープでも滑ることができるグループです。講習は、各レベルごとのグループが更に少人数のグループに分けられ、実施されました。


  和光市スキー連盟から派遣された23名の先生の指導は、厳しさの中にも優しさがあり、しかも丁寧なものでした。良き指導者に恵まれ子どもたちの上達も目覚しく、その様子は4月7日のビデオ上映会で披露され、保護者にも喜んでいただきました。「レベル1」の子どもたちは、ブーツと板の履き方、ストックの持ち方から始め、平地での歩行、緩い斜面でのボーゲン(スキー板をハの字にして滑る方法)での滑走という段階から始めたにもかかわらず、最終日には中級用斜面をノンストップで滑れるまでになりました。

スキーの練習をする子供たち
▲スキーの練習をする子どもたち


 上達の速さには指導にあたった先生たちも驚いていました。そして、多くの子どもたちも「スキーが楽しい!」と話してくれました。この教室の準備、運営に参加された先生のご苦労は計り知れませんが、このような素晴らしい企画が毎年開催され、参加者がなお一層増えてくれることを願っています。  

(平成19年5月1日号掲載から)


自然の恵み

まちの見聞特派員 井上 良美


  五月の連休明けWさんから「山菜パーティをやりましょう」と、お声がかかると幼児~60歳代の男女がW宅に集い、山菜料理を囲んでワイワイガヤガヤ世代間交流がはじまります。
 食卓に登場する山菜料理は15種類、タラの芽の天ぷら、しどけの三杯酢、こごみのゴマ味噌和え、ゼンマイの煮物、アケビの新芽のオヒタシ等々、高級料亭に引けをとらない(と思う)料理がずらーり!
 

市内に生息するヨモギ
▲市内に生息するヨモギ

 

 その昔、人は野の草の内、毒がなく収穫量の多いもの、育てやすくておいしいものを選び、住いのそばに植えました。 街の中で、野山で身近に生えていて食べることができる草や木は地球上の約30万種、現在食べられているのは約1万種、そして野菜として利用されているのはたったの1千種ほどだそうです。


 そこで早春から新緑のころに身近に生えていて、食べることができる野草を調べてみました。
 野かんぞう、春ジオン、つくし、タンポポ、ノビル、ヨモギ、ユキノシタ、ドクダミ、イタドリ、ツワブキ、オオバギボウシなど。
 タラの芽は山に入らないと出会えないものだと思っていたら意外なところで発見してニンマリ。若芽や柔らかい葉先、茎、花蕾も食べると実においしいものもあります。カラスのエンドウは子どものころ、種を取り除いてピィーピィと鳴らした覚えのある方もいらっしゃるでしょう。
 「えぇ、この草も食べることができるの?」教えてもらって一つ得をしたような心境になったりもします。
 去年、砂利道に生えていた野草を今年も摘んで四季の味を楽しもうと出かけたらなんとアスファルトでしっかりと固められていてがっかり。自然の恵みのある暮らしがどんどん遠のいていくようで少し寂しい気持ちがしました。  

(平成19年6月1日号掲載から)


旅をする水

まちの見聞特派員 佐藤 麻由子


 武蔵野の面影を残す雑木林があちこちに点在している和光市。雑木林とは、多種済々な植物や樹木、そして生き物が生息できる空間です。現代人は自然の循環からすでに離れていますが、始まりは人間も自然の生態系の一部。私たちが緑に接して安らぎを感じるのはそのためなのでしょう。
 明治の作家、国木田独歩は『武蔵野』という作品の中で、「生活と自然とがこのように密接しているところがどこにあるか」と土地の魅力を記しています。今に残る雑木林に足を踏み入れてみると、独歩が感じたと同じ感じを確かに受けます。
 また武蔵野台地の北東端にあたる和光市は、地下を循環し、何十キロも旅してきた水が湧き出すスポットとして知られています。一瞬として止まることのない水の流れが姿を見せてくれる場所というのは神聖な空間とみなされてきました。 
 

 江戸時代以前、遊行中の修行者が、持っていた杖を立てた場所にあおあおとした樹木が茂り、さらにそこに豊かな水が湧いて、生活に欠かせない水源地としての樹林ができ、土地の人々はとても大切にするようになった─。「場所の持つ力」というのは目には見えないものですが、このような樹林と湧き水にまつわる伝説は日本の各地に残っていて、その一端を教えてくれます。 

熊野神社の湧き水
▲熊野神社の湧き水


 湧き水が豊富で、街道には旅の人が行き交った和光市にも「杖立伝説」は残っています。ちなみに話によっては、杖が木箸や枝などに変わっていることも。「なぜ杖や枝が根付くのか」という疑問には「根のついたままの若木を杖にしていた」という学説もあり興味深い!
 さて、市内には湧き水スポットは数多くあります。各寺社の敷地内、漆台、白子百段階段付近、川越街道沿いの大坂などは、勢いよく豊富な水が湧いています。越後山沿いの風情ある土の道には、真夏のカンカン照りの日であれ、斜面林から湧き出した水が溜まり、潤いのある土壌が保たれています。かつてはセリなど食べられる野草が生えていたとか。湧き水の清冽さを知ってか、そこにはよく蝶が集まっています。
 人間中心の視線から少しだけ角度を変えて、周囲を見渡してみたときの驚きの発見の数々。身近に歴史とロマンをたたえた樹林と湧き水の街、和光市の魅力発掘は楽しみに満ちています。
 

(平成19年7月1日号掲載から)


泳げたよ! 子らの笑顔に 今日も行く
~ 水泳教室スタート~

まちの見聞特派員 井上 良美


 夏です。水の季節です。市内小学校8校と、市外小学校に通う4年生から6年生の115名が参加し、高学年の水泳教室が始まりました。はじめに、クラス分けです。子どもたちの自己申告で「泳げる人」「泳げない人」に分けます。そして、実際に泳いでもらい、5段階に分けていきます。心細そうなメソメソ君も泳がせてみるとけっこう泳げたり、またその逆もあったりで、初回のクラス分けはてんてこ舞いです。
 「このプール教室の先生はどうして、年寄りが多いの?」強烈なこの一言で、思わず吹き出してしまいました。指導者の中には、20年前にこの教室に通っていて、現在、指導者になって子どもたちを教えている人もいます。私たちも20年前は若かったなぁ…。以前、第三小のプールで教室を行っていた時期もあり、思い出はつぎつぎと…。しかし、子どもたちから見れば、私たちは、おじいさん、おばあさんの世代です。歳月を感じてしまいます。でも、水に入れば別です。年齢に関係なく、生き生きと動き回ります。
 指導をしている和光市水泳連盟の人たちは、夕方、仕事や家事を切り上げ、汗をかきながら駆け付けます。自分たちのことだけでも忙しいのになぜ、そこまでするのでしょうか。指導者の皆さんに聞いてみました。

指導:和光市水泳連盟
▲指導:和光市水泳連盟

 


 「顔を水につけることができずしがみついていた子が、顔をつけられるようになったり、浮いたよ!泳げたよ!という子どもたちの進歩がうれしいですね。」「自己流でバタバタ泳いでいた子が、きれいなフォームで25メートル、そして50メートル泳げるようになった姿を見るとうれしいです。」「泳げなかった子どもたちが、この教室で泳げるようになり、ほとんどの子が25メートルを泳げるまでに上達していくのを見ることが指導者にとっての喜びです。」と語ってくれました。 


 指導者全員、子どもたちの純粋な笑顔見たさに続けているのがよく伝わってきました。
 では、子どもたちにもこの水泳教室について聞いてみました。「水泳教室に入る前は全く泳げなかったけれど、クロールが泳げるようになりました。15メートル泳げるようになり、自信がついて、今は25m泳げるようになりました。」「一生懸命がんばって、泳げるようになったのが一番うれしい。」「6年で最後の水泳教室、ほかの学校の人と仲良くなれてよかった。」「クロールのタイムが前より早くなってうれしかった。けんかもしたけれど、また参加したい。」「私はプールがきらいでしたが、この水泳教室をきっかけに、泳ぐことが楽しくなりました。」と元気に答えてくれました。
 子どもたちも、指導者も同じ思い出でつながっています。水泳教室に通ってきた子どもたちの中から、いつの日かオリンピック選手が出るかも…。 

(平成19年8月1日号掲載から)


みんなで考えよう「地球温暖化」

まちの見聞特派員 山田 正史


 7 月28 日と29 日、地球温暖化防止を呼びかけるイベントとして「‘07 環境フェスタ」が朝霞リサイクルプラザで開催されました。主催は「埼玉県地球温暖化対策西部地域協議会連絡会」です。長~い名前のこの会は、4月7日に和光市で開催された「環境フェスタ」がきっかけとなり、和光市・朝霞市・新座市・志木市の四市市民団体が協力し設立した団体です。広域での地球温暖化防止活動をすることを目的としています。
 地球温暖化問題は様々な事象との因果関係が学術的に証明ができないこともあって、長い間防止策を積極的に推し進める姿勢がなかなか見られませんでした。しかし、最近、雨の降り方などに熱帯のスコールを思わせるようなことが多く見受けられます。これらの気象異常の原因を専門家も温暖化の影響であると指摘しています。すぐにでも温暖化防止のための努力をしないと、次世代の人々にとってとても住みにくい地球になってしまう恐れが刻々と迫っているのです。

環境フェスタポスター
▲環境フェスタポスター

講習のようす
▲講習のようす


 国際的な取組みを目的とした京都議定書に日本は、二酸化炭素排出量6%削減を約束していますが、現実には8%の増加となっています。部門別に見ますと、業務その他(オフィスビル等)が36.1%増、家庭31.4%増、運輸19.8%増、産業(工場等)0.3%増となっています。家庭での二酸化炭素排出量のうち大きな部分を占めているのが電力使用38.7%、自家用車27.0%で、効果的に削減することができるのはこの部分であると言えるでしょう。もし、日本の全家庭において、車の使用と電力の使用を50%減らすことができたら、家庭での二酸化炭素の排出量は1990 年のレベルに戻すことができます。
 ひとりひとりが地球温暖化について関心を持ち、防止のための行動をすることは大切なことです。そして、世界に向けて対策の必要性をアピールしていくことにで地球温暖化をこれ以上悪化させることがなくなり、その結果として、全ての生命体にとって住みやすい環境を残せることになります。まず、身の回りの小さなことから行動を起こしてみましょう。みんなで行動することで、この問題の解決も夢でなくなります。市内で活動している環境団体では、少しの時間でも環境活動をしていただける仲間を募集しています。詳しくは、市役所環境課へお問い合わせください。
 

(平成19年9月1日号掲載から)


「協働」を人間らしさ取り戻す「運動」に

まちの見聞特派員 佐藤 麻由子

 
「協働」とは何だろうか。新たなまちづくりや人間関係の再構築が求められる中、21世紀になってにわかに注目を集めてきたこの考え方も、一般市民にとってはまだまだ馴染みが薄いのが実情だ。
 文字面をとっていえば「協力して働くこと」。とくに現状では、市民団体やNPO法人などある専門性を持った組織が、行政に協力したり支援を受けたりして、公共のプロジェクトを遂行するという例が全国的に増えている。
 そんな中、関連団体だけではなく、一人ひとりの協働意識の高まりこそ期待される時期が来ていると感じる。
 「公共」の本来の意味は、すべての人々に等しく公開されている「こと、もの、情報」を指すとされる。隠蔽されたり秘匿されたりするものではない。とはいえ日本ではここ数十年、「公共」とは大きく「官」を意味し、「民」とは相容れない、隔たったものと認識されてきた感がある。ただ、日本の閉塞した現状は「官」や「民」などとわけて考えていてはすでに立ち行かなくなった。それぞれの人にある主たる役割を超えて、経験や知恵を惜しみなく出し合っていかなければ解決しない問題が山積みであることは、誰もがどこかで感じている。
 かつて日本の村などには「大宅おおやけ」という制度があった。ある集落において、比較的ゆとりのある家が「大宅」とみなされ、困っている人が出れば当然のように援助をした。「大宅」はまた、中心となって、村のみんなが使う場所を整備したり、必要な行事などを行ったりした。もちろん村人も、自分のできることをそれぞれ協力して行った。「大宅」はのち「公」となる。
 こう考えてくると、自分たちのことを行政任せにせず、積極的に関わっていこうとする「協働」の態度は、何も真新しいものではなく、人間の生活の本来のあり方を呼び戻そうとするある種の「運動」の側面があるようにも感じる。「協働」を一介のブームや理想論に終わらせず、生活に直結した成果を出していくために、もう一度腰を据えて考えてみたい。

(平成19年10月号掲載から)


ケアホームぽこの家「どんぐり」 ― 4ケ月を過ぎて

まちの見聞特派員 山田 和子

 「ただいまあ!」「ただいまあ!」開け放ったドアの向こうから元気な声。ここは、NPO法人「ポコ・ア・ポコ」が、障害者の自立を願って設立した「どんぐり」の家です。今、ここに入居している四名が作業所から帰ってきたところです。

 7月初めのオープン以来、親元を離れて暮らしている四名が、ホームシックになっていないだろうか?… と気懸かりでしたが、4人がそろって、「どんぐりの家は楽しい」「自分の部屋があって嬉しい」「お風呂の掃除は大丈夫」と笑顔で語ってくれました。
 

誕生日会
 ▲誕生日会

  世話人の方々のお話です。「それぞれの得手不得手をごく自然にカバーし合っています。作業所からの帰り道でも、脚力が弱い人はつい遅れ勝ちになってしまいますが、そんな時、脚力のある人がさっと手を引いてあげています」「自宅には全く帰りたがりません。帰宅日になると『また来ていいですか?』と尋ねてくる程です」


 順調な滑り出しをお聞きし、今後の展望が気になりました。障害を持つ子どもを抱える親にとって、最大の心配事は、後に遺された子どもの将来でしょう。子ども達が自立してくれたら、こんなに喜ばしく安心できることはありません。真の自立には、経済的自立が欠かせません。この意味において、現行の法制度のもとではまだまだ不十分であり、更なる法整備や知恵の結集が求められますが、まずその第一歩として、彼らの生活拠点を確保するという試みは、成功したと言えるでしょう。第二、第三と新たな「どんぐり」が建設され、一人でも多くの障害者が自立の道を模索する助けになれば、と願わずにはいられません。

 この日、偶然入居者二名の誕生日会が開かれました。目を輝かせてケーキの蝋燭ろうそくを吹き消す屈託のない笑顔に、「どんぐり、頑張れ!」と心の中でエールを送りました。 

(平成19年11月号掲載から)


ふれあいのかぼちゃJack-o'-Lantern
~ハローウインを通して~

まちの見聞特派員 山田 和子


 「Trickor Treat!」… 薄暮の中から子ども達の楽しそうな笑い声とお菓子をねだる声が聞こえてきました。
 毎年10月31日はハローウインの日です。まだなじみが薄く「オレンジ色のかぼちゃを飾ってお菓子をもらう日」くらいの認識しかないようですが、スコットランドやアイルランドのケルト民族に発祥したこの祭りは、翌11月1日の万聖節のイブとして宗教色が濃い行事でした。それが米国に伝わり楽しみの面が強調され盛んになったと言われています。海外でこのお祭りの楽しさを実体験し、子ども達にも触れさせたいと近隣のお母さん達に呼びかけたところ、快くご賛同戴き具体的な計画と実行を担当して下さることになりました。

 軒を連ねたご近所さんばかりでなく、道を隔てた方々や参加する子どものいない方まで総勢50人近い参加者達、年齢もバギーに乗った赤ちゃんから高校受験を控えるお兄ちゃんまで、皆がお菓子獲得に一丸となりました。お菓子を提供して下さるお宅にはかぼちゃの目印が貼られ、仮装した子ども達がそこを目指して練り歩く中には、かぼちゃ・魔女・お化けといった定番から鬼太郎や海賊、お姫様もいました。

ハローウインを楽しむ子どもたち
▲ハローウインを楽しむ子どもたち

衣装やお菓子の準備に要した時間と労力を思うと、お母さん達の熱意に「脱帽!」です。
 以前に比べて家同士の実質的距離は近づいているのに、近隣への思いやりは遠いのが最近の実態です。隣人のことを気にも掛けず、それを何とも思わない。「過密の中の過疎」こんな寂しい現実があって良いはずはありません。お互いへの配慮と関心を忘れない温かいコミュニテイーであって欲しい。今回の試みがそれに向けての第一歩であったら嬉しいナ、と心から思っています。

(平成19年12月号掲載から)


ふれあう喜び
チャレンジドスポーツ大会・さつき苑まつり

まちの見聞特派員 井上 良美

 10月にしては肌寒い13日、総合体育館メインアリーナにチャレンジドスポーツ大会に参加する人たちが集まってきました。「どこに行ったらいいですか?」「トイレはどこですか?」昨年までの会場、和光第二中学校体育館とは違い、広い会場にとまどい不安な様子。
 ボランティアで初めて参加する、中、高生も何をするのか分からないようでしたが、競技が進むにつれて赤いジャンパーを着たボランティアさんに混じって、積極的に参加していました。

車イスでのパン食い競争
▲車イスでのパン食い競争

 車イスパン食い競争のパンは、授産施設で作られ、ゆめあい和光の一階で売られている美味しいパン。紅白玉入れや最後の全員参加リレーでは、ボランティアの高校生はじめ、参加者全員で盛り上がり、交流と運動の喜びを体験した一日でした。「どんなことを手伝えばよいか分からなかったが、参加して楽しかった。」と高校生が感想を語ってくれました。


 東京オリンピック後にパラリンピックが開催され、1965年には財団法人日本身体障害者スポーツ協会が設立。その後、日本は4年ごとのパラリンピックをはじめとする国際大会に参加を続けています。
 和光市では、1981年(国際障害者年)に実施した障害者の実態調査で、仲間がいない、運動する機会がないとの理由から、運動不足になりがちな障害者が多いことが分かり、1982年第1回障害者スポーツ大会が第三小学校体育館で行われてから、今年で25年になります。
 また、10月27日には、さつき苑まつりが台風の影響で強い雨の中、行われました。出足が心配されましたが、皆さんの善意で集まったバザーを目当てに多くの人が訪れていました。市内小学生グループチェリーズの皆さんのチアダンス、和光第二中学校ブラスバンドの演奏、本田労組、税務大の皆さんなど多くの方の協力がこのような行事を裏で支えてくださっていることを実感した一日でした。

(平成20年1月号掲載から)


次世代を見つめて

まちの見聞特派員 佐藤 麻由子

 和光市は子育て環境がわりと充実していて、全国的に少子高齢化が進んでいるなか、子どもを含めた若い世代が多く暮らす。就学前までの子どもが自由に利用できる「みなみ子育て支援センター」で開かれた赤ちゃんママ向けのワークショップに参加した。これは、「バランスボール」という大きなボールの上で音楽に合わせてエクササイズをしながら、産後の女性の心と身体を見つめるというテーマで新しい。1~6か月までの乳児とママが10組以上、子連れで集まった部屋はワンワンガヤガヤにぎやかだった。
 産後半年までの女性の身体は妊娠中と同じく激変が起こっていて、精神的にも変化しやすい。また、現代社会では産婦は孤立しやすいことから、ボールを使って弾みながらひとときリラックスしようというもの。地球と同じ丸い形のボールには人を安心させる力があるのかもしれない。

エクササイズの合間には、やはり6歳のお子さんをお持ちの講師から、赤ちゃんを抱っこするときの身体の使い方、授乳の姿勢などについても具体的なアドバイスがあり、参加者同士も互いに情報交換。「久しぶりに運動して楽しかった」「日々の姿勢に意識を向けるようになった」「大人とゆっくり話ができたのは久々」など講座をきっかけとした生活の小さな変化に喜びの声を聞く。

バランスボールの風景(撮影:みなみ子育て支援センター)
▲バランスボールの風景
(撮影:みなみ子育て支援センター)


 ところで助産院退院後には、和光市ファミリーサポートセンターの産前産後サポート事業にもお世話になり、産後2週間の家事を手助けしてもらった。夕食を作ってもらったことで手作りの良さを改めて実感。料理は作る人の心が入ることでよりおいしくなる。時代を生き抜く知恵として「鈍感力」という言葉が流行っているが「産後半年」、この敏感で多感な時期にもがきつつ生きることで、再発見することもまた少なくない。

(平成20年2月号掲載から)


アカデミックなまち和光

まちの見聞特派員 飯田 雅子

 和光市がまだ「大和町」だったころから知っているが、米軍基地跡の様変わりはすごい。広大な国の敷地にまるで大学のキャンパスのような理化学研究所や、昨年完成した市の体育館の周辺には立派な建物が緑の中、堂々とそびえている。
 その中でも一番成増寄りにある建物、その建物の前を通る度に「ここは永田町か!」と思うのだが、奥まで近代的な建物が続いている。この建物の正体は「裁判所職員総合研修所」で、裁判所書記官や家庭裁判所調査官等を目指している裁判所職員が全国から集まり研修する施設である。
 研修所内は、とにかく静寂。この様な所で勉学にいそしめたらとつくづくうらやましく思う。教室は裁判所という特殊な空間で働く人材を育てるため、実際の現場そっくりに作られ、雰囲気を肌で感じられるようになっている。

廣瀬総務課長(右)の説明を聞く飯田特派員(左)
▲廣瀬総務課長(右)の説明を聞く飯田特派員(左)

  まもなく一般市民も裁判に参加する「裁判員制度」が始まる。毎年市が開催する「和光市民大学」には研修所から講師が派遣されているとのこと。法律に疎い私たちが少しでも良い判断を下せるよう、和光市民にとっての「研修の場」として、参加してみるのも良いだろう。また、研修所のグランドやテニスコートは、土・日・祝日に市
民に開放されているので利用してみてはどうだろう。

そうすれば、この立派な施設と地域とが一体感を持つ事ができ、この建物の存在意義ががぜん市民にとって身近なものとなり、良い刺激を受けるのではないかと思う。
 樹林公園周辺は市民にとっての憩いの場所だが、同時に司法研修所や、税務大学など国民のために働くエリートたちが集う「アカデミック」な場所でもある。折角こうした施設があるのだから、是非、市民にとっても役に立つ場所であってほしいと切に願ってやまない。

(平成20年4月号掲載から)

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