まちの見聞特派員レポート 広報わこう2021年12月号掲載記事
2021年12月01日 00時00分
絶対あきらめない姿に感動
まちの見聞特派員
井上 良美
“無観客 それでも燃える アスリート”
新型コロナウイルス感染症の感染拡大で一年遅れとなった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、無観客開催となりました。多くの来場者でにきぎわう筈であった和光市駅も国内外からの来場者はなく、大会ボランティアの活動や射撃競技会場へのシャトルバス発着も全て中止になりました。
そのような状況の中、 和光市内の小中学校、県立高校、県立特別支援学校、シャローム和光、梶原悠未選手応援会などで育成したプランターのお花を駅周辺に並べました。
また、県立川越総合高校の生徒さんたちが、お花に囲まれ、ライフルを構えたコバトン君をパラリンピック射撃競技開催中に制作し、設置しました。駅方面に行き来する多くの人たちはその様子を微笑ましく眺め、親子で写真を撮る姿も見られました。
前回のリオデジャネイロから東京へ引き継がれた旗は、8月8日の閉会式で3年後のパリにバトンされました。 閉会式の最後には、「ARIGATO」のスペルが映し出され、幕を閉じました。
大会中にテレビ観戦した私たちは、戦いに挑む選手の姿、さまざまな困難を克服し、絶対にあきらめない姿に大きな感動をもらいました。
3年後のパリ大会は直にやって来ます。駅周辺にはパンジーとビオラが並びます。
制作中の県立川|越総合高校の生徒さんたち
ライフルを構えたコバトン君