平成30年度和光市平和祈念事業
和光市では、戦争の悲惨さや平和の大切さを語り伝えることを目的として、毎年平和祈念事業を行っています。
今年は平和な世界の実現をテーマとした「平和祈念講演会」、長崎の原爆をテーマとした「平和祈念パネル展示会」を開催しました。
平和祈念パネル展示会を開催しました
平成30年10月2日(火曜日)~10月13日(土曜日)、和光市民文化センター企画展示室・展示ホールにて平和祈念パネル展を開催し、1,179人の方にご来場いただきました。
会場には、長崎の原爆をテーマとした写真パネルのほか、 和光市での戦争体験を描いた絵本「あの日の空色」(和光市文化団体連合会作成)内容紹介、被爆アオギリ(広島)、クスノキ(長崎)と市内に植樹されたそれぞれの2世樹木の写真などを展示しました。
また、展示とあわせ、DVD「ナガサキの子うま」、「あの日、この校舎で」、「長崎の記憶」の上映を行い、期間中101人の方が視聴されました。
終戦から70年以上経過し、人々の記憶から戦争の惨禍が忘れ去られようとしている現在、 戦争の悲惨さ、平和の尊さを改めて考える機会としていただきたいと思います。
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
<来場者アンケートより(抜粋)>
・長崎、広島の惨劇を現地に行って娘たちと見てみたいとずっと思っていました。戦争を知らない私たちには知る義務があることを改めて思うことができました。
・展示をみることによって昔を知るのはよい。
・戦争のおそろしさを改めて感じた。
・写真で見るとわかりやすい。
・長崎のことが良くわかった。
アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
平和祈念講演会
平成30年10月20日(土曜日)、第三中学校体育館において平和祈念講演会が開催されました。
講師として田中熙巳様をお迎えし、「核兵器のない平和な世界の実現を ~長崎原爆体験者として」と題してご講演をいただきました。会場には第三中学校527人、一般28人の方が来場されました。
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講演では、田中様が長崎で被爆した当時の体験や、核兵器のない平和な世界の実現を望む熱い思いなど、短い時間ではありましたが、被爆を直接体験された方の講演を聞くことができる貴重な時間となりました。
今回の講演会を通じて、改めて戦争の悲惨さ、平和の尊さを考える機会となりました。
ご講演いただきました田中様、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
<来場者アンケートより(抜粋)>
・貴重なお話が聞けて良かったです。中学生の皆様もこれからの世の中を生きていく上で貴重なありがたい時間だっと思います。私自身、もっとしっかり子どもたちに伝えていけるよう少しでも何かの役に立ちたいと思いました。
・被爆の体験から歴史的なこと、今の世界のことなどわかいりやすく話された。
・被爆を直接体験した方の話を聞く機会を持てることが大切であると感じた。
・被爆体験をされた方のお話を生で伺うのは初めてでした。とても貴重な機会をお与え下さりありがとうございました。お話とてもわかりやすかったです。
・体験談は体験した人でないと話せない。また聞きとは全く違う迫力がありました。
・現実に経験された方の話は、大変説得力があり参考になった。
アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
講演者
田中 熙巳(たなか てるみ) 氏
日本原水爆被害者団体協議会代表委員・元事務局長 |
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●プロフィール ●
1932年生まれ。 1945年8月9日、当時13歳のとき、長崎で爆心地から3.2kmの地点で被爆。 |
担当名:総務人権課 文化交流担当
住所:〒351-0192 和光市広沢1-5 市役所3階
電話番号:048-424-9088 FAX:048-464-1234
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