食品ロスをなくそう!

2017年03月01日 10時15分

食品ロスとは?

 食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。

 日本では、年間2,797万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は632万トン(※)。

 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成26年で年間約320万トン)の約2倍に相当します。

 また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約136g)の食べもの”が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか?

 大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが必要です。

 ※農林水産省及び環境省「平成25年度推計」


 和光市消費生活相談員からのアドバイス   

 (1) 食品を「買いすぎない」

 在庫があるのを忘れて同じ食材を買ってしまうと結局使い切れずそのまま腐らせてしまう原因に。買い物に行く前に在庫を確認し、必要なものだけを購入しましょう。

 

 (2) 食品を「使い切る」

 料理は食べられる量だけを作るようにしましょう。食べ切れなかった場合は冷蔵庫などに保存し早めに食べましょう。中途半端に残った食材は具沢山のスープや味噌汁などにして使い切りましょう。漬けたり、乾燥・冷凍することによって日持ちさせることもできますので、食材に合った保存をしてみましょう。

 

 (3) 外食でも「食べきる」

 外食のときは、ボリュームが多かったり、嫌いな食べ物が含まれていたりして食べきれないときがあります。小盛メニューの利用や、嫌いな食べ物が含まれていないかどうかを事前に確認して食べ残しを防ぎましょう。

 資源には限りがあり、生産者が丹精こめて育てた食材です。「もったいない」という気持ちで大切にいただきましょう。

国の施策

 国においても関係省庁等による消費者政策への取組みを促進しています。

 

 消費者庁の食べもののムダをなくそうプロジェクト(食品ロス削減に向けた取組



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