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ホームページ版 なびいレポート(平成22年度)
活動報告
<講習会の様子>
菊作り講習会の最終回である第3回目を中央公民館2階講義室で13時30分から開催しました。
最終回は、柳芽の処理、3枝の高さの調整、輪台の取りつけと花の手入れについて、ご講義ありました。
参加者の中には、ご自分で育てた菊の様子を写真に撮って、アドバイスを受けていました。
柳芽の処理
7月下旬~8月中旬に茎の先に柳芽(柳の葉のような形の芽)が発生するので、早めにつけ根から摘み取り、わき芽の発生を促します。

<つけ根から摘み取った『柳芽』>
3枝の高さの調整
1本の幹に柳芽が出たら、その柳芽を処理すると同時に、他の2本の芽先も摘心したほうが、3枝がよく揃います。柳芽を処理した後に出るわき芽の最上位の芽の伸びがわりあい悪く、上から2番目の芽が将来よく伸びます。
この特性を利用して、3枝の高さを揃えます。背の低い幹は2番目の芽を残し、伸びすぎている幹はいちばん上の芽を残して、支柱に誘引します。
管物の細くて柔らかい枝は1回の作業で簡単に支柱に誘引できます。少し硬いくらいの枝は葉柄と一緒に2か所縛ればうまくいきます。
ところが、太くて硬い枝は注意が必要です。一気に誘引しようとすると、つけ根のところで折れてしまいます。太さ1センチの竹を半分に割り、6センチの長さに切ったものを枝のつけ根から2センチのあたりで枝に添わせて軽く縛り、2~3日かけて支柱になじませます。支柱になじんだら、割り竹を取り外して縛り直します。
柳芽を処理したところから数本のわき芽が出てきます。よく揃った主枝3本を支柱に固定するため、高さの揃ったわき枝3本は、さらに生長が進んだ際に長さを調整するための予備枝として残しておきます。柳芽の処理直後に1500倍のB-ナインを散布し、即効性の液肥(窒素分の多いもの)300倍液をあたえます。その1週間後に500倍の液肥をあたえると葉の大きさがよく揃います。
輪台の取りつけと花の手入れ
輪台は花を大きく見せるのと同時に品位を保ち、形をくずさないようにするためのもので、その花に合った輪台を選ばなければならなりません。厚物12cm(4寸)、厚走り15cm(5寸)、管物15~18cm(5~6寸)は一応の目安で花の大きさにあったものをつけます。
厚物系は3分咲きの頃、管物系は7分咲きの頃に輪台をつけ、咲き進むにつれ輪台を徐々に下げ調整します。
毎日花を見て回り、奇形の花弁、病気などで痛んだ花弁は抜き取り、弁組みの乱れている場合は花直し道具を使って手直しします。
菊作り講習会の第2回目を中央公民館2階講義室で13時30分から開催しました。
今回は、5号鉢から9号鉢への定植の仕方、三枝整枝の手順、支柱の立て方、定植・整枝後の管理方法について学びました。
今年から、菊作りをはじめた方も多く、ご自分の苗を持ち寄って、参加者みんな、菊花会講師のアドバイスに熱心に聞き入っていました。
<アドバイスを受ける参加者>
定植とは
順調に成育した苗は、約1か月で鉢内に充分に根が張り詰まり、鉢底穴から白根が出てきますので、順次9号鉢へ定植していきます。
参考に左図をご覧ください。
中鉢より抜いた株を置き、培養土を入れます。菊乾燥肥料大さじ3~5杯を入れます。水苔あるいは菊新養土(大)を鉢上に敷きます。
三枝整枝の手順
枝が折れないように、充分に乾燥させてからアルミ線を巻いていきます。(前日から水やりを控えるとうまくいきます。)
アルミ線を三枝に添わせ、ビニールひもで枝とアルミ線を巻きます。
各枝の整枝を行ったら、支柱を立てて、固定します。
整枝後は、日当たりと通風のよいところに置きます。整枝後も通常の管理と同じですが、三枝誘引までやや控えめにしていた施肥も、定植期まで充実した草姿に育てるために、大菊液肥を数回与えます。
病害虫の発生にも充分注意します。白サビ病、アブラムシ等の予防に努め、週1回定期的に薬剤散布を行います。
◆平成22年6月6日(日曜日) 菊苗の配布、第1回菊作り講習会の開催
<配布した菊苗>
菊苗の配布は、緑豊かなまちづくりと情操教育を目的に毎年、和光市菊花会のご協力のもと、無償で行っています。
当日は、菊花会の講師をはじめ、会員の皆さんには、肥料の与え方や摘芯など、それぞれの時期・成長に応じたポイントをご指導いただきました。
菊作りは手間をかければかけるほど美しく、また大輪の花を咲かせます。手塩にかけた菊が咲いたときの感動は格別です。
摘芯とは
苗が10cm程度になったら、苗の先端をピンセット等でとります。摘心をすることで、3枝の発生を促します。
最深部の米粒状のところをピンセットで丁寧にかき取ります。
<摘芯>
<菊作り講習会の様子1>
<菊作り講習会の様子2>
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