2.市有施設保全計画
市有施設保全計画の必要性
建築物は完成と同時に劣化がはじまり、建物完成時の機能・性能を長く保持するには、日常的な維持保全業務と合せて、適時に修繕・更新・改修を実施する必要があります。また、劣化には物理的なもの以外に社会的・技術的情勢の変化による陳腐化といったものもあります。
施設を安全な状態で安心して利用するために、「物理的劣化」及び「陳腐化」に対応した「施設保全計画」を策定し、計画的な保全を行うことが必要です。
中長期保全計画の作成
建築物は多種類の部材・機器・器具類から造られ、それぞれ固有の耐久性を有しており、建設当時の性能を保つには計画的で適切な更新・修繕が必要になります。
これらの部材・機器・器具類について、更新・修繕の時期と概算費用を明らかにすることが可能である「更新・修繕計画」にて中長期の費用の算出を行います。
保全計画対象施設の絞り込みの考え方
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保全計画対象部位の考え方「更新・修繕計画」では更新・修繕の時期と概算費用を部位(※1)毎に作成します。また、建物全ての部位を対象とするのではなく、予防保全が必要な重要部位(※2)を「保全計画対象部位(89KB; PDFファイル)」とします。
※1 部位とは…建物を構成する部材・機器・器具等 ※2 重要部位とは…部位のうち予防保全が必要な部位(保全計画対象部位) |
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更新・修繕費用について
・2012年度から10年間の中長期保全計画費用の算出
2012年度から10年間の中長期保全計画費用の算出をしたところ、2012年度には、これまでの積み残し工事が計上されているため、更新・修繕費が約24億円と高めに出ていることから、5年程度の計画の中で平準化を図り、総合的な工事計画を策定して対処して行く必要があります。
2012~2016年度の5年間の平均更新・修繕費は約7.2億円となり、過去10年間の改修工事費の年間平均額が約3.5億円であったことを考慮すると、約2倍の工事予算が必要になることになります。
・2001年度から2010年度の10年間の工事費の推移

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